食べ始めたら止まらなくなってしまう、魔性の魅力を持つポテチ。
しかし主食を全てポテチに置き換えると、人体に恐るべき悪影響を及ぼしてしまいます。
ポテチを食事代わりにするとどうして危険なのか、その理由について探っていきましょう。
また、後半では減量におすすめのポテチもご紹介します。
ポテチを主食にすると痩せると言われるのはなぜ?

ずばり、ポテチを主食にすると痩せるのは、栄養失調になっているからです。
脂肪が落ちているのではなく、筋肉が落ち、骨が脆くなっているということ。
ポテチの主成分は脂質と糖質なので、体をつくる他の栄養素が足りていないのです。
以下は1日に摂取したい栄養素の割合で、三大栄養素と言われています。
◆タンパク質:13~20%(主に筋肉・内臓・骨などをつくる)
◆炭水化物:50~65%(脳や体を動かすエネルギーのもとになる)
◆脂質:20~23%(体を動かすエネルギーのもとになる)
この他に、体の調子や機能を整えるビタミン・ミネラルを摂取することで五大栄養素になります。
※ビタミンは体の免疫や抵抗力に必要不可欠ですし、ミネラルは体の機能をスムーズに動かす働きがあります。
ポテチを主食にするダイエットは、大変バランスが偏っていると言えます。
ダイエットにポテチを取り入れるやり方
ダイエットにポテチを取り入れる場合は、以下を参考にしてみてください。
1.他の栄養素も摂取する。
栄養バランスの取れた食事をするには、『まごわやさしい(豆・ゴマ・ワカメ・しいたけ・芋など)』を取り入れることが大切。
また、ポテチを食べる前に、糖質の少ない野菜やゼリーなどを食べてお腹を膨らませておくと良いです。
急激な血糖値の上昇を避け、ポテチを食べる量も少なくすることができます。
2.一緒に温かい飲み物を飲む
一緒に温かい飲み物を飲むことで、少量のポテチでも満足感を得ることができます。
できるだけ他の栄養素も摂取したいので、野菜が沢山入ったスープなどがおすすめです。
3.食べる時間はお昼まで
よく言われていることですが、寝る前に摂取したカロリーはほぼ消費されず、蓄積してしまいます。
食べる時間は早ければ早いほど、体を動かすエネルギーとして消費され太りにくくなります。
4.適度に体を動かす
健康のためにも、無理しない程度に体をうごかしましょう。
代謝があがれば食べても太りにくくなりますし、気分転換になります。
ポテチを食事代わりにすると危険な話

ポテチを食事代わりに3年間食べ続け、死にかけてしまったという恐ろしい事例がこちら。
http://x51.org/x/05/07/0541.php
【簡単に紹介】
イギリスのジーナ・ガフさんは、母親に静止されるも無視して大好きなポテトチップスを食べていました。
結果、入院するまで一日あたり最高で15袋のポテトチップを食べ、体重は90kg近くになっていたそうです。
ジーナさんは明るい性格だったそうですが、集中力がなくなり、いつも疲労感を感じるようになっていたとのこと。
手術の後は、運動や食生活に気を付け、今では自分の経験を元に周囲に危険性を呼び掛けているそうです。
この事例から、栄養が偏った食生活を続けることがどれほど危険かよく分かります。
ポテチが好きで主食にしたいならプロテインチップス

●筋トレ後に食べて筋肉増強ができるポテチが欲しい
●ダイエット中でも太りにくいポテトチップスが欲しい
そんな方におすすめなのがこちら。
【商品概要】
商品名:プロテインチップス(サワークリーム&オニオンフレイバー)8袋セット
価格:2,969円
販売元:クエストニュートリション社
クエストニュートリション社は、アメリカのプロテイン専門のメーカーです。
通常のポテチと違い、主成分がプロテインなのでタンパク質が21gも含まれており、低糖質。
『カロリーが低いのに美味しく食べられる』という口コミが多く、ダイエット中におすすめです。
まとめ

ポテチを主食にするダイエットは健康を脅かし、大変危険です。
しかし、食べ方を間違えなければ美味しく安心して食べることができます。
【ポテチをダイエットに使用するときに大切なこと】
●他の栄養素も積極的に取り入れる。
●適度に体を動かす。
●低糖質・高タンパクなものを選ぶ。
極端に制限をしたり、食べすぎたりすると、ストレスも溜まりますよね。
賢く、健康的なダイエットができるよう、工夫していきたいところです。
ポテチダイエットをお考えの際は、ぜひ参考にしてみてください。