ラクマの取引で便利なかんたんラクマパック。
日本郵便とヤマト運輸が提供していてコンビニでも利用できます。
あて名書き不要・出品者・購入者ともに匿名で利用できて料金は全国一律です。
しかも保証ついているという安心・安全なサービスですね。
今回はヤマト運輸のサービスで利用できるかんたんラクマパックについて、取り扱いのあるコンビニなど詳しくお伝えしたいと思います。
日本郵便のサービスとの違いともあわせてチェックしてみてくださいね。
かんたんラクマパック(ヤマト)が出せるコンビニ

かんたんラクマパックが出せるコンビニは、いくつかあるヤマト運輸の宅配便の取扱店のうち、ファミリーマートとセブンイレブンだけです。
セブンイレブンでは、直接カウンターで「かんたんラクマパックを利用したいのですが」と伝えると対応してくれます。
ヤマト運輸の宅配便は、ほかにもポプラ、デイリーヤマザキ、ニューデイズでも取り扱っています。
でも、かんたんラクマパックに関してはこの2つだけですので注意が必要です。
ちなみに蛇足ではありますが、「宅急便」という名称はヤマト運輸が自社で決めた宅配便のサービスの名称だそうです。
ヤマト運輸で働いている人から研修でそう教わったと聞きました。
それに対して世の中一般のこうしたサービスの総称は「宅配便」というのだそうです。
コンビニからの送り方(セブン・ファミマ)

それではセブンイレブンとファミリーマートからの、かんたんラクマパックの利用のしかたをそれぞれお伝えします。
【セブンイレブン】
レジでラクマの商品発送を希望することを伝え、スマホの取引ページで表示させたバーコードを提示します。
読み取ってもらうと送り状が渡されますので荷物に貼り付け、品名を記入して商品をレジに預けて手続き完了です。
間違いを防ぐために、荷物へ貼付や商品名の記入は自分で行うようになっています。
【ファミリーマート】
ファミリーマートでは、まず店舗内のマルチコピー機を使用します。
次の手順で申込券を発券し、30分以内にレジで手続きをします。
①メニューのメニューの「荷物の発送/レジで受け取り」を選択します。
②次の画面で「荷物の発送」を選択します。
③スマホの取引ページに表示されているQRコードを読み込ませます。
(または、画面右下の「受付番号の入力はこちらから」を選び、受付番号とパスワードを入力します。)
④次の画面で「お届け希望日時の選択・変更はこちら」をタッチして希望日時を選択します。
⑤内容確認後、「OK」を押すと申込券が発券されます。
⑥申込券をレジへ持っていくと、「ご依頼主控」「荷物貼付用」の用紙が渡されます。
⑦「荷物貼付用」は、専用袋に入れて商品に貼り付けます。
⑧商品をレジに渡して手続き完了です。
なお、コンビニではどちらの店舗でも荷物の大きさの計測は行いません。
集荷後にヤマト運輸で計測された数値をもとに料金が決定されるからです。
また、送料は取引完了後に売上金から引かれます。
そのためコンビニでの受付時に送料を支払うこともありません。
かんたんラクマパックのサイズと料金

ヤマト運輸で取り扱っているかんたんラクマパックの種類は、ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便の3種類です。
利用可能な販売価格、税込料金(すべて全国一律)それぞれのサイズは以下のとおりです。
※利用可能な販売額が決まっているのは、売上額から送料が差し引かれるためです。
送料のほうが高いとマイナスになってしまいますよね。
【ネコポス】
・利用可能な販売価格:300円以上
・料金:200円
・サイズ:A4サイズ以内(23㎝×11.5㎝を除く)厚さ3㎝以内・重さ1㎏以内
【宅急便コンパクト】
・利用可能な販売価格:570円以上
・料金:530円
・サイズ:A4サイズ(34㎝×24.8㎝)以内
※別途購入 専用資材 20㎝×25㎝×5㎝(厚さ)以内
税込70円(コンビニで売っています)
【宅急便】
・利用可能な販売価格:860円以上
・サイズ(縦・横・高さの三辺合計)と重さと料金
・60サイズ・2㎏以内…800円
・80サイズ・5㎏以内…900円
・100サイズ・10㎏以内…1,150円
・120サイズ・15㎏以内…1,350円
・140サイズ・20㎏以内…1,550円
・160サイズ・25㎏以内…1,800円
コンビニから送れる荷物のサイズはここまでです。
さらに大きい荷物はヤマト運輸の営業所からなら送ることができます。
ご参考までに料金などは以下のとおりです。
・180サイズ・30㎏以内…2,100円
・200サイズ・30㎏以内…2,500円
(注意)
一辺の長さの上限は170㎝です。
さらに上下を逆にできないなどの荷物の場合、一辺の上限は100㎝までとなります。
ヤマトと日本郵便の違いはある?

ヤマト運輸と日本郵便とのいくつかある違いのうち目立つものは以下です。
・配達時間の指定ができるかどうか
ヤマト運輸の場合、ネコポス以外の宅急便コンパクトと宅急便は、かんたんラクマパック以外の通常の宅急便のように細かい時間指定ができます。
それに対して日本郵便のかんたんラクマパックでは全サービスで時間指定ができません。
・宅配便の荷物の大きさ区分と重さの制限
ヤマト運輸の宅急便の大きさ区分には重さも加味されます。
ゆうパックは25㎏以内、販売価格は1,555円以上の商品であれば、大きさだけで区分されます。
・ポスト投函で受け取れる小型荷物の価格
小型荷物用のゆうパケットは179円と、ヤマト運輸のネコポス200円に対してやや安めになっています。
数を多く使用するときなどの違いは結構大きいですよね。
以下に日本郵便のかんたんラクマパックについてご紹介しますのでご参考まで。
日本郵便のかんたんラクマパックは4種類。
ゆうパケット、ゆうパケットプラス、ゆうパケットポスト、そしてゆうパックです。
取り扱いは郵便局のほか、コンビニではローソンです。
(ゆうパケットポストはポスト投函可能)
【ゆうパケット】
・サイズ:3辺の合計が60cm 以内(ただし長辺34cm 以内)厚さ3cm 以内
・料金:全国一律179円
【ゆうパケットプラス】
・サイズ:長さ24cm、幅17cm、厚さ7cm以下・2kg以下
専用箱使用(全国の郵便局で販売)
65円(税込)
・送料:全国一律380円
【ゆうパケットポスト】ポスト投函可能
※アプリ版ラクマのみ対象
資材は荷物に貼って使用する発送用シールか、発送用シールと資材が一体となっている専用箱のどちらかを選びます。
(どちらも郵便局・ローソンで販売)
・発送用シール
20枚入100円(郵便局)
10枚入り75円(ローソン)
・専用箱(郵便局とローソンで販売)
※一部のローソンでは取り扱いのないこともあります。
1箱65円
別途送料175円
専用資材またはシールに印字されているQRコードをラクマで読み取らせるだけで荷物を発送できます。
【ゆうパック】
3辺の合計と料金
・60サイズ:800円
・80サイズ:900円
・100サイズ:1,150円
・120サイズ:1,350円
・140サイズ:1,500円
・160サイズ:1,500円
・170サイズ:1,500円
かんたんラクマパックの発送ができる場所
かんたんラクマパックの発送ができるのは、提供元各社とその営業所、その提携先のなかの一部のコンビニです。
また、無人で差出できる宅配便ロッカーからの発送も可能です。
【ヤマト運輸】
・ファミリーマート
・セブンイレブン
・ヤマト運輸各営業所
・宅配便ロッカー (PUDOステーション・フルタイムロッカー)
【日本郵便】
・ローソン
・郵便局
・スマリボックス(一部のローソン・駅などにあり「ゆうパケット」に対応)