珪藻土のバスマットに虫がわくことはまずないので安心してください。
何年か前から流行りだした珪藻土製品。
未だ根強い人気なので、バスマットやコースターなど使用したことのある人はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
濡れてもすぐに水分を吸収して乾燥も早いので使い勝手はバツグンですよね。
でも一時、珪藻土のバスマットに虫がわくと言う噂が広まったことがあったんです。
珪藻土のバスマットには本当にむしがわくことはないの?
どうしたら安心安全に使うことができるの?
今回はそんな珪藻土に関する疑問にお答えしていきますよ。
是非是非ご参考にしてみてくださいね!
珪藻土のバスマット虫がわくことがある?
最初に言いましたが珪藻土のバスマットに虫がわくことはありません。
バスマットに関わらず珪藻土には虫の餌になる成分がないので虫がわくなんてことは起こらないのです。
もしかしたらどこかからやってきた虫がくっついたなんてことがあるかもしれませんが、そのまま棲み着くことはないので安心してくださね。
じゃあどうして虫がわくなんて噂が流れたんでしょう?
調べてみたら虫がわいたのはバスマットではなく室内の壁に使用した珪藻土でした。
珪藻土には虫がわくことはありませんが、室内の壁に使用するのにコストを抑えるため別の素材を混ぜたらその素材が虫の餌になってしまったという訳なんです。
なので珪藻土のバスマットは心配せずに使用してくださね。
水虫の人がいたらうつる?
珪藻土は水分を吸収します。
なので珪藻土では菌が繁殖しにくいんですよ。
水虫も水虫菌という菌ですので普通のバスマットを水虫の人と共有するよりは、珪藻土のバスマットを使う方が伝染るリスクは低いです。
ですが菌は繁殖しなくても水虫の人の足の皮などがバスマットの上に落ちていて、それを踏んだりしてしまった場合は感染ってしまう可能性はあります。
なので水虫の人が使用した後はバスマットを拭いておくといいでしょう。
できれば水虫の人とはバスマットやバスタオルなどはなるべく共有しない方がいいのは確かです。
カビにも注意!お手入れ方法を紹介
珪藻土にもカビがはえてしまうことがあります。
珪藻土は水分を吸収してくれますが、その水分をきちんと吐き出せず乾燥できないとカビがはえてしまうんです。
特にバスマットは使用後換気のできていないバスルームに敷きっぱなしにしてしまうとカビの原因になってしまいます。
使用後は敷きっぱなしにするのではなく、壁に立てかけておくといいですよ。
バスルームの換気もしっかりしましょうね。
それでも季節などで湿気が気になる時は風が通る場所などに置いて乾燥させるようにしましょう。
乾燥させる時は直射日光に当てないように気をつけてください!
直射日光に当てると形が変わってしまったり、ひび割れてしまうことがあるのでやめてくださいね。
回収騒ぎになった珪藻土バスマット
2020年末頃、ニトリやカインズで珪藻土製品の回収騒動が起こりました。
ニトリでは回収を促すCMを流していたので皆さんも見聞きしたことがあるのではないでしょうか?
私もそのCMはよく目にしていて、なんか不備でもあったのかな?くらいに思っていたのですが・・・
なんと珪藻土の中にアスベストが混入していたというのです!
しかもアスベストが混入した珪藻土製品を取り扱っていたのは50社にも及ぶというのですから怖いですよね。
アスベストが検出された珪藻土は中国からきたもので、今では検査も厳しく行っているようですが珪藻土製品を購入する時には気をつけてチェックしてみた方が良さそうです。
珪藻土って捨て方は?
珪藻土の捨て方は自治体にもよりますが大体は不燃ごみに分類されます。
大きさによっては粗大ゴミになる場合もありますね。
割れてしまった珪藻土製品をゴミに出す時は怪我をしないよう新聞紙などに包み、割れ物と分かるようにして出しましょう。
アスベストを含むと判断された珪藻土の場合はそのままゴミとして出さずに、必ず製品の販売元に問い合わせるようにしてくださいね。
珪藻土は除湿や消臭に優れているので捨てようと思っていたものでもクローゼットの除湿剤として再利用できるので、処分する前に一度再利用の方法も検討してみてはいかがでしょうか?