三菱UFJのEco通帳に関するデメリットは、Eco通帳に切り替えた時点で紙の通帳が使えなくなることです。
どの程度のデメリットと感じるかは人それぞれだとは思いますが、スマホでこの記事を読まれている時点でそれほど心配することではないでしょう。
そこで今回は、三菱UFJのEco通帳のデメリットや切り替えにかかる時間、印鑑の取り扱いはどうなるかなどについて詳しくご紹介したいと思います。
三菱UFJのeco通帳にデメリットはある?切り替えにかかる時間は?

三菱UFJのEco通帳にデメリットはあるかついて。
日常の利便性の点からは、今まで入出金や振り込みなどの手続きのたびに通帳を使用している人ではない限り、それほど影響がないと考えてよいと思います。
入出金・振り込みなどを通常キャッシュカードで行なっている人であれば、ほとんど不便を感じることはないでしょう。
Eco通帳への切り替え方法
Eco通帳への切り替えは、窓口で行う方法と三菱UFJダイレクトインターネットバンキングで行う方法とがあります。
・窓口で行う場合には、当然のことながら銀行への往復時間と手続き等々の時間が必要になる。
・三菱UFJダイレクトインターネットバンキングでは、申し込みを行うと自動で切り替わるのでほとんど時間はかからない。
銀行窓口までの往復の時間は別としても、切り替え手続き自体にはどちらもほとんど時間はかかりません。
三菱UFJのeco通帳にデメリットはある?

三菱UFJのEco通帳のデメリットといえることは、入出金や振り込み手続きに紙の通帳が使えなくなるほかには、次のようなことがあります。
三菱UFJのEco通帳のデメリット
・取引履歴の残存期間は最大25か月であるため、保存したい場合にはダウンロードしておく必要がある
・切り替え前に使用していた紙の通帳を持っていてもATMでは使えないのでキャッシュカードが必要
紙の預金通帳では、当然のことながら何年前であろうと取引記録は残りますが、Eco通帳では25か月以前の記録は消えてしまいます。
蛇足ながら通帳を手に取って残高を眺めるといったことも当然できないので、そういったアナログな貯蓄の楽しみも半減してしまうかもしれませんね。
切り替えにかかる時間

切り替えにかかる時間として、三菱UFJダイレクトインターネットバンキングで行う場合はログインパスワードの入力と必要事項のタップに要する時間くらいで済みます。
でも当然のことながら、窓口での手続きは往復の時間と待ち時間が必要になりますね。
三菱UFJダイレクトインターネットバンキングでの切り替え
三菱UFJダイレクトインターネットバンキングであれば、申し込みと同時にEco通帳に切り替えられます。
また、通帳を紛失や盗難などの理由でEco通帳への切り替えを希望する場合には、紛失・盗難届と同時に「かんたん手続きアプリ」でEco通帳への切り替えが可能です。
(利用可能時間帯は平日19:00~翌営業日8:00で、土日祝日の申込は除きます。)
かんたん手続きアプリ
「かんたん手続きアプリ」では、
Eco通帳への切り替えのほか下記の手続きも行えます。
(所要時間:約5分ほど)
・24時間365日、キャッシュカード・通帳の即時利用停止
・続けて再発行、後からなくしたキャッシュカード・通帳の再発行または見つかった場合の利用再開の手続き
なお、かんたん手続きアプリには下記の受付制限があります。
アプリでの受付制限

以上のようにインターネットバンキングでの申し込みであれば時間はかかりませんが、以下の場合にはエラーになってしまうことに。
その場合は窓口に出向く時間が必要になります。
窓口での手続きが必要な場合
以下の場合では窓口での手続きが必要です。
・住所変更の手続きが済んでいない場合
・通帳・印鑑・キャッシュカード喪失手続中
・銀行からの通知をしないよう申し出ている場合
・口座集計サービスを利用している場合
・本人確認が済んでいない場合 など
窓口での手続きに持参するもの
窓口での手続きには以下のものを持参します。
・普通預金通帳
・届出印
・本人確認できる公的書類
窓口での切り替えでは必ず予約優先案内を
Eco通帳への切り替えを支店窓口で行う場合には優先的に案内される予約優先案内を利用しましょう。
公式サイトには、「予約なしの場合には当日中の案内が難しい場合もある」と記載されています。
Eco通帳への切替えができない口座
ちなみに以下の場合はEco通帳への切替えはできません。
・社員総合口座普通預金
・電話投票口座
・ボランティア預金
・貯蓄預金
・キャッシュカードが発行されていない口座 など
(以上公式サイト)
明細などをコンビニで印刷できる?

明細や名前・店番・口座番号が記載された通帳表紙イメージなどをコンビニで印刷することは可能です。
公式サイトには、
・インターネットバンキングにログイン後、残高表示欄の【明細】ボタンから確認・印刷できます。
・インターネットバンキングの入出金明細照会画面から、通帳表紙イメージや明細の印刷ができます。
とあり、以下それぞれスマホとPCからの手順の説明があります。
スマートフォンアプリの場合
STEP.1
スマートフォンアプリ「三菱UFJ銀行」でログインし、トップ画面で【明細】をタップ
STEP.2
・入出金明細画面のリンクを開く
・画面を一番下までスクロールし、「通帳コピーの提出が必要だがどうしたらよいか?」をタップ
・折り畳みの中の「明細・通帳表紙イメージの印刷へ」をタップ
・ポップアップの「OK」をタップ(ブラウザに移動します)
STEP.3
・ブラウザ版の入出金明細画面を表示する
・印刷したい口座、照会期間等を選択して「照会する」をタップしてください。
STEP.4
・画面下部の【明細印刷へ】または【通帳表紙イメージ印刷へ】をタップ
・印刷用の明細画面や通帳表紙イメージが表示されます。
PCの場合
STEP.1
インターネットバンキングにログインし、トップ画面で【入出金明細】を選択
STEP.2
入出金明細画面で【メモを追加・編集】を選択
STEP.3
希望の明細にメモを入力し、【確定】を選択
以上の手順を踏んだ後、PDFなどに出力してマルチコピー機で印刷します。
コンビニでの印刷ほか、三菱UFJ銀行の支店窓口でも出力してもらうことができます。
印鑑は必要なくなる?

印鑑は必要なくなります。既に届け印を持っている場合でも、Eco通帳によるインターネットでの取引では印鑑は必要なくなり、窓口でも印鑑の代わりにICキャッシュカードでの本人確認となります。
注)別途、本人確認書類の提示を求められる場合もあり
(公式サイト)
銀行口座振込依頼書に銀行確認印をもらうときなどは、任意の印鑑を持参すればOKだということです。