免許証の写真変更ができるのは東京では運転免許試験場です。
免許証の写真って大抵の場合その場で撮るので、イマイチ写りが悪かったり納得いかないことがありますよね。
でも一度発行された免許証は何年か持ち続けないといけないワケで・・・
身分証明が必要な場面で写りの悪い免許証を見せるのも恥ずかしいし・・・
どうしても納得いかない時は写真変更を検討してみましょう!
以前は紛失など特別な理由がなければ再交付できなかった免許証ですが、現在はその制度が緩和され特別な理由がなくても写真変更が可能となっているんです。
ただ、免許証の写真変更はどこでもできるワケではありません。
今回は免許証の写真変更をする場合の注意点やあれこれを詳しく調べてみました。
皆さん、是非是非ご参考になさってくださいね。
免許証の写真変更はどこで出来る?

冒頭に言いましたが、免許証の写真変更は運転免許試験場で受け付けています。
ただこれは東京の場合です!
東京で免許証の写真変更ができるのは、免許センターや警察署ではなく、江東・鮫洲・府中の3箇所の運転免許試験場となっています。
他道府県では変更できる場所が異なりますので注意が必要です。
調べた限り大方の地域では免許試験場で受け付けていましたが、埼玉は免許センターでの受付でした。
免許証の再交付ができる場所は、お住まいの道府県の警察ホームページで確認するができるので事前にチェックしておきましょう。
免許証の写真変更っていつでもできるの?

運転免許試験場に行ったからといっていつでも写真変更の手続きができるワケではありませんのでご注意を。
東京の場合、まず免許試験場は土日祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)はお休みです。
平日も8時30分〜16時までしか受け付けてもらえませんのでしっかり確認してくださいね。
また地域によっては手続きに予約が必要だったり、1日に手続き可能な人数が決まっている所もあるんです。
なので必ず都道府県警のサイトで確認してから試験場やセンターに向かいましょう。
持ち込みOKかは都道府県により違う(東京・大阪・札幌)それぞれのケース

写真写りが気に入らなくて変更するのに、試験場で撮ってもらったらまた変な写りになっちゃった・・・なんてことになったら何のために手続きまでしたのか分からなくなっちゃいますよね。
でも安心してください。
自分で持ち込んだ写りの良い写真を使うこともできるんです!
ただこれも地域によっては受け付けてもらえない所もあるので確認が必要になっちゃいますが。
今回は東京・大阪・札幌をピックアップしてそれぞれのケースを調べてみたのでご紹介します。
東京
東京では持ち込み写真での変更が可能です。
ですが、使用できる写真には決まりがあります。
警視庁のサイトによると
・縦3センチ×横2.4センチ
・無帽、正面、上三分身、無背景
・申請前6ヶ月以内に撮影したもの
となっています。
大阪
大阪では警察署でも再交付の手続きが可能な場合もあります。
大阪府警ホームページによると警察署での手続きは全て持ち込み写真で行うとのこと。
試験場では持ち込み写真での手続きは平日のみの受付となっています。
写真の決まりは東京と同じですが、写真の裏面に撮影日と氏名を記載しなくてはなりません。
そして大阪の試験場は8時45分〜14時30と受付時間が短いのでご注意くださいね。
札幌
札幌での再交付手続きは札幌運転免許試験場での手続きになります。
この試験場、新規や更新の場合は持ち込み写真が使えるとのことなのですが、再交付の場合は使用できるのか分かりませんでした。
札幌試験場での写真変更を検討している方は試験場に問い合わせてみることをおすすめします。
写真変更にかかる手数料は?

免許証の写真変更にかかる手数料は2,250円です。
調べた限りの地域ではどこも2,250円となっていたので、全国一律なのではないでしょうか?
ですが、持ち込み写真だとその分の手数料もかかることがありますので事前にご確認くださいね。
免許証を再発行するデメリットとは

紛失や破損などで免許証を再発行してもらう場合は仕方ありませんが、写真写りなどの必要性が低い理由で行う再交付にはデメリットも生じます。
まずは手間とお金がかかること。
試験場が混んでいたら時間もかかってしまいます。
その程度は想定内という人もいるかもしれませんが、もっと困ってしまうデメリットもあるんです。
免許証を再発行すると、免許番号が1桁追加されるって知っていましたか?
これによって免許証での身分証明が面倒なことになったり、最悪ローンが組めなくなってしまうこともありえるんですよ。
まあ1回2回の再発行でしたらそこまではならないと思いますが、何にしても必要性の低い再発行には注意が必要です。
よく考えてから行うようにしてくださいね。