ドライヤーを使っている時に焦げ臭くなる原因はいくつか考えられます。
髪の毛が焦げて臭くなっている場合や、そもそも頭皮自体が匂っているなんてことも・・。
あとはドライヤーのお手入れを怠っていることで生じているパターンです。
お手入れをすれば、比較的改善する傾向にあるので今のドライヤーを使い続けることができます。
それでは、ドライヤーが焦げ臭いときの原因や対処法、新品でも匂うことはあるのか?など疑問にもお答えしていきます。
ドライヤーが焦げ臭い原因は髪の毛や頭皮なの?
ドライヤー使用時に焦げ臭い原因として以下のなことが考えられます。
ドライヤーを髪の毛や頭皮に近づけすぎている
特に熱さを感じないからと、離して使っているつもりになっている場合があります。
頭皮に熱さを感じない距離でも、意外と髪の毛とはゼロ距離になっているものです。
髪の毛がドライヤーの温風と近すぎることで、焼けて焦げ臭さを感じるパターンが最も多いのではないでしょうか。
美容師さんの話によると、本来髪のためには20センチ~25センチくらい離して使うのが良いとのことです。
鏡などを見ながら、意識して離して使ってみてください。
ドライヤーの吸気口や送風口などにホコリや髪の毛が絡まっている
ドライヤーのフィルター部分にホコリや髪の毛が溜まっていませんか?
お手入れを3か月もしていない・・。となるとホコリや髪の毛は溜まっていくものです。
それらの汚れが熱で焦げて臭くなっているかもしれません。
綿棒や乾いたブラシなどでホコリを取ってみて、改善するようならそれが原因です。
頭皮自体から匂っている
シャワーで髪の毛は洗っているのですが?と思うかもしれませんが、こちらも意外と良くあります。
髪の毛の部分だけ良く洗浄して、頭皮は洗浄しきれていない可能性があります。
シャンプーは良く泡立てて、頭皮を指の腹で頭皮を直接こするように洗えていますか?
シャンプーのすすぎ残しも臭いの原因となるので、シャワーも髪の毛をかき分け、しっかりとすすぎましょう。
ドライヤーが新品なのに焦げ臭いとかある?
新品のドライヤーにも関わらず、焦げ臭さを感じる時ありませんか?
これは新品ならではの理由で臭いの発生源となっていることもあります。
ドライヤーにはニクロム線という電熱線が内蔵されてい、温風を出しています。
新品のニクロム線に熱が加わることで、一時的に焦げ臭さが出ることがあります。
その場合は、使用するにつれ臭いは消えてくるのが通常です。
ただし、新品でも髪の毛との距離が近いと焦げ臭くなるのは変わりないので、合わせて確認してくださいね。
また使用し続けても臭いが消えない場合は、初期不良の可能性が高いので使用を中止し、メーカーに問い合わせましょう。
ドライヤーから火花が散る、赤くなるのは買い替えサイン?
ドライヤーから火花が出る時、中のニクロム線が赤くなっているときは買い替えサインかと思うかもしれませんが、その前にドライヤーのお手入れをしましょう。
焦げ臭く感じる時と同様、送風口にホコリや髪の毛が絡まって焼けているかもしれません。
また、吸気口にもホコリが詰まってしまうとドライヤー内の熱を上手く放出することができず、オーバーヒートしている状況によりニクロム線が赤くなることもあります。
いずれも綿棒やブラシでなどを使ってホコリや髪の毛を除去してください。
フィルターなど、目が細かい構造で取りきれない場合は、つまようじなどを使うと取り除くことができます。
このようにお手入れをすることで、案外あっさりと直るケースが多いです。
まとめ
最後にドライヤーが焦げ臭い時や、火花がでるときの対処法をおさらいしましょう。
・髪の毛や頭皮に近づけすぎる距離でドライヤーを使用しているときは距離を遠ざける
・ドライヤーの送風口や吸気口にホコリや髪の毛が詰まっているときは掃除をする
・髪の毛や頭皮の洗浄が行き届いているか今一度見直す
新品の場合は一時的に焦げ臭いこともありますが、上記の対処をしても改善されないようでしたら、使用を中止してメーカーへ連絡をするようにしましょう。