太刀魚の寄生虫アニサキスは塩焼きにすれば大丈夫!刺身で食べる方法も紹介

太刀魚には寄生虫アニサキスががいる場合があるんです。

アニサキスは魚介類に寄生します。

アニサキスが付いた魚を食べると食中毒を起こしてしまうことがあるようなんです。

その苦しみは想像を絶するほどでトラウマになってしまう人もいるようですよ。

だからといって太刀魚を食べることを諦める必要はありません。

アニサキスに怯えず安全に食べる方法を紹介するので参考にしてくださいね。

塩焼き・炙りなど加熱すれば大丈夫なワケ

塩焼き・炙りなど加熱すれば大丈夫なワケ

太刀魚は塩焼きや天ぷらにして食べることが多いと思います。

韓国でも家庭料理としてよく食べられていて、辛い煮付けにするのが一般的なようです。

火を通した太刀魚の身はふわふわで重くなくとても美味しいんですよね。

アニサキスは加熱と冷凍に弱いのでしっかりと火を通せば塩焼きや天ぷらで食中毒を起こす可能性はだいぶ低くなりますよ。

すぐに調理しない場合は冷凍しておくのもアリですね!

炙りの場合は注意が必要です。

中までしっかりと火を通すわけではないのでアニサキスが生きている可能性があります。

アニサキスは目視できるので炙りで食べたい場合はタチウオの身をよーく見てアニサキスがいないか確認してみてくださいね!

白くて小さくてうねうねしているものが付いていたらそれはおそらくアニサキスでしょう。

太刀魚を刺身で食べる時に注意すること

太刀魚を刺身で食べる時に注意すること

太刀魚をお刺身で食べる時は当然ですが鮮度の良いものでなくてはダメですよ!

アニサキスは魚が生きている間は魚の内臓に寄生しているんです。

お魚の内蔵を生で食べることなんてあまりありませんよね?

だからといって内蔵を食べなければ大丈夫というわけではないんです。

冷たい海の中を泳いでいるお魚が釣られると魚の温度はあがります。

先ほども説明した通りアニサキスは高温が苦手です。

魚の温度が上がると内蔵から筋肉、つまり魚の身に移動してくるんです。

なので鮮度の悪い魚は身にアニサキスがついていることがあるのでお刺身で食べるのは危険なんです。

それとサイズの小さい太刀魚もお刺身にはあまり向きません。

太刀魚は小骨が多くサイズが小さいと小骨も密集しているので手間がかかってしまうんです。

新鮮でサイズ感の良い太刀魚をお刺身で食べる時は皮付きにしてくださいね。

火を通した時の食感とは全然違いコリコリした食感が楽しめますよ!

寄生虫のアニサキスを食べてしまうとどうなる?

寄生虫のアニサキスを食べてしまうとどうなる?

アニサキスを食べてしまうととても恐ろしいことになります。

最近はニュースなどでも紹介されているのを目や耳にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

アニサキスが体内に入っても無症状や軽い腹痛で済む人もいるようですが、ひどい人は激痛を起こし吐き気を伴ったり腸閉塞になってしまう人もいるそうなんです。

アニサキスが体内のどこにいるかで症状も変わるようですが、胃に突き刺さったり腸に噛み付いたりするようなので聞いただけでも痛みが伝わってくるような気がしちゃいますね。

アニサキスにアレルギーを持っている人もいるようなので気になる方は一度検査しておくと良いですよ。

まとめ

いかがでしたか?

太刀魚を安全に食べるにはしっかりと加熱することが大事です。

どうしてもお刺身で食べたい時は鮮度が良くてサイズの小さくないものを選んでくださいね。

どんなに鮮度が良い太刀魚でもアニサキスが寄生している場合はあります。

身をよく見てアニサキスが付いていないかしっかりチェックが必要ですよ!

適切に調理すればとっても美味しいお魚ですのでアニサキスに注意して召し上がってくださいね。

下記の農林水産省のページも是非チェックしてみてください。

農林水産庁
海の幸を安心して楽しむために ~アニサキス症の予防~
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/f_encyclopedia/anisakis.html