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祝儀袋の数え方(封・枚・袋・包み)の違い

祝儀袋の数え方は、(中身が入って封をしている状態)・(中身が入っているけど封をしていない状態)・(中身が入っていない状態)・包み(多当祝儀袋の場合)と、その状態によって数え方が違います。

 

様々なお祝いの場面などで使用する機会も多い祝儀袋ですが、同じ物でもどの状態であるかによって数え方が違うんです。

 

祝儀袋を数えなければいけない場面で正しい数え方ができるよう、それぞれ詳しく説明していきたいと思います。

 

また、それぞれのシーンに合わせて使う祝儀袋の種類や金額なども紹しますので、正しい場面で正しい袋に正しい金額を入れることができるよう確認してみて下さい。

 

 

祝儀袋の数え方(封・枚・袋・包み)

祝儀袋の数え方は 封・枚・袋・包み です。

 

わかりやすく、それぞれの祝儀袋の数え方について説明していきます。

 

 

祝儀袋にお金が入っていて、封をしている状態です。

 

この場合の数え方を1封・2封・・・と言います。

 

実際にお祝いを人に渡す場面では、この状態でやり取りすることがほとんどですね。

 

結婚式の受付を任されたりした時には、カウントする時にこちらの数え方で数えましょう。

 

 

祝儀袋にお金が入っているけど、封をしていない状態です。

 

この場合の数え方を1枚・2枚・・・と言います。

 

ですが、お金が入っていない場合も枚という数え方をする場合があります

 

祝儀袋を買いに行ったとき、売り場に置いてあるものには「◯ 枚」と書いてあるものが多いですね。

 

 

祝儀袋に何も入っていない状態です。

 

祝儀袋を買うときに「◯ 枚」と書いて売ってあるものが多いと紹介しましたが、そう考えると「袋」と数える場面は少ないのかもしれません。

 

包み

 

多当タイプ(多当袋)という、1枚の紙を折って作られた祝儀袋の数え方です。

 

お金だけでなく、物を包んだ場合も包みという数え方になります。

 

 

ポチ袋の数え方

ポチ袋の数え方も、祝儀袋と同じです。

 

  • 封 → お金が入って封がしてある
  • 枚 →  お金が入っているけれど封はしていない
  • 袋 → お金が入っておらず袋だけ

 

お年玉にはぽち袋を使うことが多いと思いますが、例えばもし自分で紙などを折って袋にし、中にお金を包んだ場合は「包み」という数え方になります。

 

 

↑ この場合だと、1包みという数え方になります。

 

 

こんなユニークな手作りポチ袋も見つけました。

 

この場合の数え方は「袋」になるのでしょうか・・・?

 

めっちゃ見られてる・・・1人・・・?笑

 

手作りだと作った人の個性も出ますし、お金には出せない価値も感じられてより嬉しい気持ちになりますね!

 

年に1回ですが、年明けに渡す機会の多いお年玉も状態によって数え方が違うことを覚えておきましょう。

 

不祝儀袋の数え方

 

不祝儀袋の数え方は、基本的には祝儀袋と同じ

・包み

・封

などです。

 

不祝儀袋とは、御霊前・御仏前・香典などの総称のことを指します。

 

ちなみに、この三つには

 

  • 御霊前・・・四十九日法要まで
  • 御仏前・・・四十九日より後
  • 御香典・・・お線香やお花の代わりにお金を備える場合

 

と行った違いがあります。

 

不祝儀袋が人から人の手に渡った後であれば、1件・2件・・・といった数え方になることもあるそうです。

 

祝儀袋の種類と入れる金額

祝儀袋にはいろいろな種類があり、渡す人との間柄によって入れる金額も代わります

 

出産祝い

 

【使う祝儀袋】

 

花結び(リボン結びと言われるもの)

 

【入れる相場金額】

  • 親 →  30,000円〜100,000円
  • 兄弟姉妹・親戚 →  10,000円〜50,000円
  • 友人 →  3,000円 〜10,000円
  • 知人 → 3,000円
  • 上司から部下へ →  5,000円程度
  • 部下から上司へ →  5,000円〜10,000円

 

結婚祝い

【使う祝儀袋】

結び切り・あわじ結び・輪結び

 

【入れる相場金額】

  • 兄弟姉妹 →  50,000円 〜100,000円
  • 親戚 →  30,000円〜50,000円
  • 上司から部下へ → 50,000円〜100,000円
  • 友人・同僚 → 30,000円〜

 

あえて親からの相場金額を記入しませんでしたが、これは本当に各家庭によって様々だと思います。

 

結婚式の費用をお祝いとして両親から・・・となった場合などには大きな金額になるので、両家顔合わせの時に、どちらの家がいくらご祝儀を出すかなど話し合う場合も多いでしょう。

 

また、入れる金額が大きければ、それに見合った上等な祝儀袋にお金を入れることも覚えておいてください。

 

その他お祝い(合格祝い・入学祝い・お礼など)

 

【使う祝儀袋】

 

花結び(リボン結びと言われるもの)

 

【入れる金額相場】

 

3,000円〜

 

合格祝いや入学祝いなどは3,000円〜が相場かと思います。

 

出産祝いや結婚祝いもそうですが、相手と親しければ相場より多く包んでも良いですし、相場でご祝儀として渡しても良いでしょう。

 

祝儀袋にお金を入れる時の注意点

 

お祝いを包むときには、必ず新札を用意しましょう。

 

また、場よりもあまりに低い金額を包むのは、失礼にあたるので避けましょう

 

そのお祝いにふさわしい祝儀袋の種類を間違えずに使うことも大切です。

 

これは私が友人から聞いた話になるのですが、

 

結婚式のご祝儀でシワシワの10,000円札が3枚包まれていた

 

結婚式のご祝儀で新札ではないお金で5000円が3枚包まれていた

 

なんてことを聞いたことがあります。

 

受け取った側からすると、ご祝儀をもらえるのはありがたいですが、あまり気持ちの良い話ではないですよね。

 

銀行は平日しか開いていないので、うっかり新札に変えるのを忘れてしまった・・・ってこともあると思います。

 

結婚式場や結婚式を行うホテルなどでは、新札を用意してくれる場合もあるので、手元にある通常券を包む前に新札に交換してもらえるかどうかを確認して下さい。

 

15,000円のご祝儀に関してですが・・・一般的に結婚式では30,000円のご祝儀に対して、内祝いの代わりに引き出物やコース料理で振る舞い、半返しを目安におもてなしをします。

 

会社の上司などを招いた場合などは、相場の50,000円〜でご祝儀をもらうことを想定した上で、友人よりランクの高い引き出物を用意するのが一般的です。

 

つまり、15,000円のご祝儀だと、新郎新婦へのお祝いがされたことになっていませんよね・・・。

 

お料理のコースの値段が高い場合だと、お祝いしに来た側の人がただ得をして帰るような、そんなことになってしまう訳です。

 

「この人とは今後の付き合い方を考えてしまうなぁ・・・。」

 

と相手に思われないように、最低限のマナーはきっちり守りましょう。

 

逆に、私が経験した嬉しいお話を紹介します。

 

ご祝儀袋の中に、縦の便箋でご祝儀と一緒に手紙を入れてくれていた友人がいました。

 

もちろん結婚式に参列してくれただけでもとても嬉しかったのですが、ちょっとした心遣いにとても感動したのを今でも覚えています。

 

お手紙はきっと喜ばれると思うので、是非参考にしてみてください。

 

 

他に複数の数え方があるもの

祝儀袋のように、そのものの状態や種類によって複数の数え方があるものが他にもあったので紹介していきます。

 

イカ(匹・杯・枚)

  • 匹 ・・・ 生きている状態
  • 杯 ・・・ 食材として使う時
  • 枚 ・・・ スルメの場合

食パン(本・斤・枚)

  • 本・・・焼き上がったままでカットしていない状態
  • 斤・・・売り場に出されている、何等分かにカットされているもの
  • 枚・・・食べる時などに数える時

 

調べていておもしろかったのが、一斤の枚数が関東と関西で数え方が違うということ。

 

関東では1斤=6枚、関西では1斤=4〜5枚が主流なんだそうです。

 

魚(匹・本・枚・尾)

  • 匹・・・生きているまたは水揚げされた状態で一般的に使われる数え方
  • 本・・・生きているまたは水揚げされた状態の細長い魚(マグロ・サンマ・カツオなど)
  • 枚・・・生きているまたは水揚げされた状態の平な魚(ヒラメ・カレイなど)
  • 尾・・・商品として売られており食材としての数え方

 

家(軒・戸・棟・邸)

  • 軒・・・家など、建物の一般的な数え方
  • 戸・・・売買される時など
  • 棟・・・マンションやアパートなど
  • 邸・・・戸建

 

戸建を1邸と数えると、軒より少し高級な感じがしますね。

 

祝儀袋以外にも、このように状態や種類によって数え方が複数のものが他にもたくさんあります。

 

調べれば調べるほど、日本語の奥深さやニュアンスで読み取る難しさを感じました。

 

知らなくても生活はできますが、もしも知っている人の前で誤った数え方をしてしまうと

 

「あ、この人使い方間違えてる・・・。」

 

と思われてしまうかもしれません。

 

ここで紹介したものだけでも是非覚えておいて下さいね!

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