離乳食を卒業した子供に何を食べさせたら良いのかは、子育ての悩みですよね。
茹でたインスタントラーメンは柔らかくて消化が良いので、2歳くらいから食べることができます。
ただ、スープの塩分が高いなど、小さな子供が食べるのには工夫が必要です。
そこで今回の記事では、インスタントラーメンは何歳くらいの子供から食べても良いのかや、小さい子供向けの食べ方を説明します。
また、アンパンマンラーメンのような1歳半くらいから食べられる商品や、インスタントラーメンとお店の普通のラーメンとの違いも取り上げます。
インスタントラーメンって子供は何歳から食べていい?
インスタントラーメンは、離乳食を卒業後、2歳くらいから食べても大丈夫です。
インスタントラーメンは塩分の高さや栄養の偏りから、小さな子供が食べる時には次のような工夫をしましょう。
- 醤油味や味噌味、塩味のような刺激が弱めの種類を選ぶ。
- スープは薄める。牛乳を混ぜても良い。薄めない時にはスープは残すようにする。
- サッポロ一番のような細めで柔らかい油揚げタイプを選ぶ。
- 麺はしっかり煮込み柔らかめにする。また、事前に麺を砕いておき食べやすくする。
- 茹で野菜など消化の良い具材と一緒に食べるようにする。
- 麺を茹でたお湯は、麺から油がしみだしているため使わないようにする。
小さい子供にインスタントラーメンを食べさせるときの注意点は、日清食品のホームページにも紹介していますので、ご確認ください。
https://faq.nissin.com/faq/faq_detail.html?id=514&category=3&page=1
Q.即席めんは何歳から食べられますか?
子供むけインスタントラーメンのレシピをご紹介
子供向けにアレンジしたインスタントラーメンのレシピを紹介しますので、ぜひ試してみてください!
材料 (1人分)
- キャベツ:適量(1/8個)
- 玉ねぎ:適量(1/4個)
- 卵:1個
- サッポロ一番(細めの油揚げタイプ):1袋
- 水:規定量
作り方
- インスタントラーメンを袋のまま砕く。
- キャベツと玉ネギを食べやすい大きさに切る。
- 麺を3分ほど茹でておく。お湯は捨てる。
- 2.のキャベツ、玉ねぎを2分ほど茹でる。
- 4.に卵を入れて、半熟になったら3.の麺と調味料を入れる。
アンパンマンラーメンはいつから食べられる?
アンパンマンラーメンは、次のように子供向けに作られており、1歳半くらいから食べることができます。
- 合成保存料や合成着色料を使用しておらず、健康にも優しい。
- 普通インスタントラーメンよりもスープが薄め。
- お湯を注いで2分で食べられるようになっており麺も軟らかめ。
ただ、塩分や栄養の偏りを防ぐため、スープを薄めたり、茹で野菜を具材にするなどの工夫が必要です。
アンパンマンラーメン以外の、子供が食べやすいラーメンもいくつか紹介しておきます。
- 日清食品 アンパンマンうどん
- 日清食品 まぐヌードル
- おやつカンパニー ぶためん
- エースコック どっさり野菜塩タンメン
ベビースターラーメンやチキンラーメンなんかは?
ベビースターラーメンやチキンラーメンのように、そのまま食べるタイプのものは、2歳を過ぎてから少しずつ食べさせるようにしましょう。
これらは、そのまま食べても美味しいように味付けを濃くしていますので、離乳食を卒業したばかりの子供には刺激が強すぎます。
ただ麺は柔らかいため、ラーメンのようにお湯で戻して食べる場合は、アンパンマンラーメンと同じく1歳半くらいから食べても大丈夫です。
インスタントと普通のラーメンでは違う?
お店で食べる普通のラーメンは、インスタントラーメンと次のような違いがありますので注意しましょう。
- インスタントラーメンよりも麺が固めで、太くて長い。
- スープには、色々な調味料や油が使われており、塩分のほかにカロリーも高い。
- 具材には、チャーシュー、魚介、メンマ、ネギなど、小さな子供が食べるには早い食材が使われている。
次のような食べやすいメニューであれば、2歳くらい食べることができます。
- 麺は、細くて柔らかめなもの
- スープは、あっさり味で刺激が弱いもの
- タンメンのように、茹で野菜など消化が良い具材が使われているもの
頼めるようであれば、お店の人に茹で上がった後の麺を切ってもらいましょう。
子供が離乳食を卒業すると、ラーメン屋さんの本格的な味を食べさせたくなりますが、優しめの味から始めましょう。
まとめ
インスタントラーメンは2歳くらいの子供から食べることができますが、塩分の強さや栄養の偏りなどから次のような工夫が必要です。
- スープは、薄めたり牛乳を混ぜるようにする。薄めない時にはスープは飲ませない。
- 麺を長めに茹でて柔らかくしたり、茹でる前に砕いて食べやすくする。
- 茹で野菜や卵など、消化が良い具材を多めに入れて栄養バランスを保つ。
アンパンマンラーメンなど子供向けの商品は、麺が柔らかく味付けも薄めなため、1歳半くらいから食べさせることができます。
ただし、こちらも塩分が高いため、スープを薄めにしたり茹で野菜のように消化の良い具材と一緒に食べるなどの工夫が必要です。
ベビースターやチキンラーメンなどそのまま食べられる種類は、味付けが濃いため、2歳くらいから少しずつ食べさせるようにしましょう。
お店のラーメンは、インスタントラーメンよりも麺が固くて長いなど子供には食べにくいため、次のようなメニューを選びましょう。
- 麺は細くて柔らかいもの
- スープはあっさりしていて刺激が少ないもの
- 茹で野菜など消化が良い具材が使われているもの