常陽銀行でもATMコーナーに両替機が併設されている店舗があります。
非常に便利ですが、両替時に手数料がかかるのでは・・・?と心配になりますよね。
常陽銀行の両替機では、”エースカード”と呼ばれるキャッシュカードを持っていれば1日に1回、50枚までは手数料が無料になります。
しかし、口座を持ってなかった場合や個人事業主・法人で大量に両替しないといけない場合はどうなるのでしょうか。
今回は、常陽銀行の両替に関する手数料について詳しく紹介しようと思います。
常陽銀行の両替機手数料は?何枚まで無料?

常陽銀行の両替機を使う場合、手数料などが利用する側の条件によって変わってきます。
- エースカードを持っている個人取引顧客
- 法人・個人事業主
- 取引のない一見顧客
の順番に、わかりやすく説明していきますね!
エースカード(常陽銀行キャッシュカード)を持っている個人取引顧客の場合
エースカードを持っていれば1日1回、50枚まで両替機での手数料が無料になりますが、2回目以降からは1枚〜500枚につき550円がかかってきます。
1回目の利用でも、50枚を超える場合は51枚〜500枚につき550円が加算されるので注意が必要です。
いくつか例を用意してみましたので、確認してみて下さい。
- Ex1)1回目の利用で50枚両替した場合 → 手数料無料
- Ex2)1回目の利用で100枚両替した場合 → 無料分(50枚)+ 有料分(50枚)= 550円
- Ex3)2回目の利用で50枚両替した場合 → 両替分50枚全てに対して手数料がかかる = 550円
ここで一つ、豆知識をお伝えします。
エースカードか通帳を窓口へ持参すれば、窓口でも1〜10枚までなら無料で両替してもらえるので、例えば60枚両替をしたい!って時は
- 両替機を利用して50枚無料で両替
- 窓口へ行き、両替依頼書を記入して10枚無料で両替
をすると、全て無料で両替できちゃいますよ!!
法人・個人事業主の場合
法人、個人事業主の場合もエースカードを利用すれば1日1回50枚までは無料で両替ができます。
ですが、法人の場合のみ注意して欲しいことがあります。
それは、法人の場合 エースカードの発行自体に1,100円の発行手数料がかかるということです。
発行さえしてしまえば個人と同じように両替機を利用できますが、発行時には手数料がかかります。
(個人事業主はおそらく個人扱いなので、だとすれば発行手数料はかかりませんが公式HPなどでは確認できなかったので問い合わせしてみてくださいね!)
また、頻繁に大量の両替をしないといけないという時は多額の手数料がかかってしまいますよね。
手続きをすれば両替機専用カードというものを発行できるので、そちらを利用すれば月額1,650円で1日3回まで両替手数料が無料になります。
550円 × 3回 = 1,650 円 なので、両替3回分の手数料を支払ってカードを保有することで毎日手数料が3回も無料になると考えたら、大量に両替する人にとってはとってもお得だと思います。
ただ、この両替機専用カードは発行してもらった店舗に併設の両替機でしか利用できないので気をつけましょう。
取引のない一見顧客の場合
常陽銀行に口座のない人は、両替機の利用は出来ません。
なので、窓口へ行って両替の受付をしてもらうことになります。
1〜500枚ごとに通常通り550円の両替手数料がかかりますよ!!
一見顧客であっても、窓口受付で1〜50枚まで無料で両替してくれる銀行・信用金庫もあるので、常陽銀行と取引のない場合は他行で両替してもらった方がいいかもしれませんね。
設置店と両替機のある場所の調べ方

常陽銀行の両替機設置店ですが、公式HP店舗検索の絞り込み条件を確認したところ「両替機」の項目がなく、インターネット上では両替機設置店を確認することができませんでした。
ATMや両替機は取引顧客が利用して減った分や入金して増えた分などを基本的に銀行職員が補充・回収しています。
おそらく、有人窓口の店舗に併設されていて、両替機と同じように補充や回収をしなければならない硬貨取り扱いATMのある支店に両替機がある確率が高いのではないかと思います。
ATMコーナー併設の本支店であれば設置してありそうですね。
両替機の設置してある店舗に関しては最寄りの営業店へ問い合わせるようにと記載があったので、利用しようと考えている店舗に一度確認してみて下さい。
常陽銀行店舗検索:https://www.joyobank.co.jp/tempo/
両替機の利用は何時まで?土日や年末年始は?

両替機の利用時間ですが、店舗営業時間と同じになっているようです。
平日の9:00〜15:00ですね。
金融機関は土日・祝日・大晦日・三が日は休みなのでその期間は両替機の利用は出来ないでしょう。
つまり、両替機は12月30日まで稼働して31日〜1月3日まで休止ということになります。
ここで気をつけないといけないのが、12月29日が土曜で12月30日が日曜日の場合などは土日休みとなるので、28日の金曜日が最終営業日になることです。
年始に関しても、1月1日(水曜)1月2日(木曜)1月3日(金曜)の場合は4日と5日が土日にあたるので6日からの営業となります。
年末年始に両替をしなければいけない場合は、その年のカレンダーをしっかり確認しておきましょう。
硬貨・小銭は何枚まで入る?

常陽銀行に問い合わせて確認したところ、両替機に硬貨は入らないそうです。
紙幣 → 紙幣(10,000円を5,000円2枚や1,000円10枚)・硬貨への両替は可能ですが、硬貨 → 紙幣への両替は両替機では出来ず、その場合は窓口へ来店してくださいとのことでした。
窓口へ大量の硬貨などを持ち込む場合は、両替手数料ではなく”店頭硬貨整理手数料”を支払う必要があります。
- 1〜100枚 : 無料
- 100枚〜500枚 : 550円
- 501枚以上 : 1,100円 + 500枚ごとに550円加算
となります。
これに関しては、大量硬貨を計数することに手数料を支払うという意味合いなので、銀行員さんが機械にお金を入れた段階で計数された枚数に対して手数料がかかってきます。
数えてもらってから「100枚を超えてて手数料がかかるなら、100枚ちょうどだけ手続きして残りの硬貨は持って帰ます!」と言っても手数料を支払わないといけないということです。
どうしても手数料を支払いたくないのであれば、面倒ですが自分で枚数だけでも数えてから持ち込みするのが良いでしょう。
両替機で新札に交換できる?

常陽銀行の両替機を使って、通常券を新札に交換は出来ません。
両替機に入っている紙幣がたまたま綺麗だった!ということはあるかもしれません。
でも、綺麗な紙幣が出てくるか出てこないかはやってみないとわからないですよね。
試してみて普通のお札が出てきたら、1回目の無料両替の機会を失ってしまったことになります。
また、両替機には10,000円札は入っていないので10,000円の新札が欲しい場合は必ず窓口への来店が必要です。
なので、新札に両替をしたければ窓口へ行くことをお勧めします。
ここで覚えておいていてほしいことは、同じ金種の新札に両替する場合も枚数はカウントされるということです。
10,000円札を新札の10,000円札に両替した場合、金種が変わらないんだったら両替枚数にカウントされないんじゃないの?
と思うかもしれませんが、通常券を新券に変える場合は同じ金種でも両替扱いとなるので枚数にカウントされます。
無料で両替したいけどこの枚数じゃ両替手数料がかかる・・・でも、手数料は支払いたくない!
という時は、早めに準備をして日を分けて来店するしかなさそうですね。
まとめ
常陽銀行の両替機手数料や稼働時間について、理解してもらえたでしょうか。
条件や両替するものによって、使える場合と使えない場合があることがわかりましたね。
窓口での両替も、目的に合わせて利用してみてください。
常陽銀行ではお問い合わせ窓口・コールセンターを設けており、公式HPで電話番号を確認することができました。
問い合わせ窓口の番号が記載されているページはこちらです。
https://www.joyobank.co.jp/contact/
営業店には営業日しか電話が繋がりませんが、こちらのコールセンターはフリーダイヤルで繋ぐことができ、祝日・年末年始・GW期間を除き土曜日も対応してもらえます。
わからないことがあれば、直接問い合わせて確認してみて下さいね!