ラードは豚の脂肪組織から作られた食用油脂です。
ラードを使うことで風味やコクが増してより美味しくお料理が出来上がりますよ。
家庭ではなかなか難しい本格中華の味もラードを加えると作れてしまうくらい重要な調味料なんです。
ここではラードはスーパーで市販されているのか、売り場や値段、ラードの保存方法、無料でもらえる牛脂との違いをご説明していきましょう。
ラードはスーパーで市販されてる?

ラードはスーパーで市販されています。
スーパーで販売されているのはマヨネーズのようなチューブタイプかバターのように固められたタイプの2種類。
ラードには純正ラードと調整ラードがあり、スーパーで市販されているほとんどが純正ラードです。
純正ラードは豚の脂のみを使用して作られているので、豚の脂本来の味を楽しみたい方には純正ラードがおすすめですよ。
楽天でも純正ラードを買うことができます。
店舗によって置いてあるかどうか分からないので、探し回るのが面倒な人はネット購入がおすすめです。
選択肢もおおいですしね。
一方、調整ラードは牛や植物の油脂も加えて作られているため純正ラードよりはお手頃価格でコストを気にする方におすすめします。
ラードの売り場はスーパーのどこにある?値段は?

ラードはスーパーの4つのコーナーにある可能性が高いです。
- 精肉コーナー
- 油コーナー
- 製菓コーナー
- バター・チーズコーナー
値段はチューブタイプで200円前後、バタータイプで400円前後で販売されています。
チューブタイプは内容量200グラム前後のものが多く、ラードを試してみたいという方にもちょうどいいサイズですね。
無添加のものを探したい、たっぷり使いたい、というときはネットでチェックしてみましょう。
純正ラードと調整ラードの違い
純正ラードと調整ラード。名前からのイメージそのままですが100%のものか、他の原料を混ぜて作られたものか、ということです。
「純正ラード」は100%豚脂で作られています。
「調整ラード」は豚脂がいちばん多く使われていますが、ほかにパーム脂や牛脂をまぜて作られます。
ラードの保存方法と賞味期限
基本の保存方法は「直射日光・高温多湿を避けて常温保存」です。
開封した場合は空気をよく抜いて、冷暗所(台所の調味料入れなど)に保存しましょう。
しかし梅雨場や夏場は冷蔵保存に切り替えてください。
ラードは冷蔵保存をすると脂肪が固まってしまい、チューブタイプだと出にくくなってしまいます。
そんなときはチューブをお湯に浸からせておくことでチューブ内の脂肪が溶け、使えるようになりますよ。
しかし一度開封したら時間の経過とともに品質は劣化しますので賞味期限に関わらず早めに使い切ることを心がけましょう。
牛脂はスーパーでの値段は?無料でもらえる牛脂とラードの違い

無料でもらえる牛脂は牛の脂肪からできており、豚の脂肪からできているラードとは原材料が違います。
牛脂は加工するのが難しくて廃棄してしまうことが多く、廃棄するくらいなら少しでもお客様に使ってもらおうと無料で提供しているのです。
牛脂は熱を加えるとすぐに溶け始めるので料理にも使いやすく、すき焼きやステーキを調理する際などに鉄板にひく調理油として使われています。
牛脂は牛肉料理と相性がとても良く、牛脂を使うことで牛肉の旨味を引き出してより美味しい料理にできあがりますよ。
牛脂の賞味期限はどれくらい?
無料で頂けるのはとても嬉しいのですが、無料配布されている牛脂には賞味期限が記載されていません。
実は消費者庁で“包装の表示可能面積が30平方センチ以下の場合には表示しなくても良い”と定められているからなのです。
牛脂は保存容器や製造方法によって賞味期限が大きく違うため、無料でもらえる牛脂は必要なときに必要な分だけ頂いて使い切ってしまうのが一番よいでしょう。
まとめ
ラードはスーパーで市販されています!
売られているコーナーは
- 精肉コーナー
- 油コーナー
- 製菓コーナー
- バター・チーズコーナー
なのでぜひ探してみてください。
内容量も200グラム前後で使い切りやすく、初めての方でもチャレンジしやすいですね。
ラードは精肉コーナーで無料配布されている牛脂とは違いますので注意です。
しかしラードも牛脂も一度開封したら賞味期限に関係なくなるべく早く消費しましょう。
ぜひ普段の料理にラードをプラスしてみてください。