衣類に塩素系の漂白剤を使ったら、ピンク色に染まってしまったことはありますか?
その原因は日焼け止めの洗い残しです。
他にも、衣類がピンク色になる原因に赤カビが衣類で繁殖しているということもあります。
今回は衣類がピンク色に染まってしまった時の原因と対処法をそれぞれ詳しく紹介しますね。
漂白したタオルやTシャツがピンクに染まる原因は?
漂白したものがみるみるうちにピンク色に染まってしまう、、
私は何度か経験があります、、(^^;)
かなりはっきりとしたピンク色になります。
ピンク色に染まってしまう原因は「日焼け止め」の成分です。
日焼け止めに含まれる成分と塩素系の漂白剤が反応するとピンク色に染まってしまうんです。
(中には反応しない日焼け止めもありますよ)
知り合いから、布マスクを漂白したらピンクになった!と相談されたこともあります。
白いマスクが突然ピンク色にになってしまったら驚きますよね。
もしピンク色になっても生地自体が変色してしまったわけではありません。
しっかり洗い落とすとピンク色は抜けていきますよ☺
ピンク色に染まってしまった洗濯ものを元に戻す方法を紹介しますね。
漂白剤でピンクに染まった洗濯物を元に戻す方法は?
ピンク色を落とすためには、生地に残った日焼け止めの成分をしっかり洗い落とします。
落とすための手順を簡単にまとめます。
1、漂白剤をしっかり洗い流す
2、液体洗剤をつけて5~15分つけおきする
3、優しくもみ洗いして、洗い流す
この方法を繰り返してみてください。
日焼け止めはとても細かい粒子で、それが繊維の奥まで入り込んでいます。
生地を傷めない程度にしっかり洗い流しましょう。
一度で落ちなくても繰り返すと元の白色に戻りますよ。
もしなかなか落ちない場合は、つけおき洗いなどをしましょう。
次に漂白する際には、酸素系の漂白剤を使用する。
もしくは前もって日焼け止めが落ちるように予洗するといいです(^_-)-☆
赤カビがつかないようにする洗濯のポイントは?
漂白剤を使用していないのに、衣類が少しずつピンクになってくる、、
じわじわとピンク色になっていく、、
その原因は「赤カビ」です。
お風呂などでみられる赤カビが、衣類で繁殖しているのです。
この赤カビ一度発生してしまうとなかなか厄介です。
赤カビの発生を予防する方法を簡単にまとめてみます。
1、湿った洗濯は洗うまで広げておく
2、洗濯ものを洗ったらすぐに干す
3、洗濯槽の掃除をする
赤カビは酵母の一つです。
気温や湿度でとても繁殖しやすくなるので、濡れたものを置きっぱなしなどにはしないようにしましょう。
もし衣類に赤カビが発生したら、酸素系の漂白剤で漂白しましょう。
それでもダメな場合は、塩素系の漂白剤を使います。
しかし塩素系の漂白剤は漂白力が強いので、使用する際はしっかり注意事項を読んでくださいね。
赤カビをきれいに落とせたら、赤カビが発生しにくいように気を付けましょう☺
まとめ
洗濯物を漂白してピンクになる原因は日焼け止めの成分が漂白剤と反応しているため。
日焼け止めをしっかり落としたら、ピンク色に染まった衣類も元の色に戻る。
もし漂白を使うときは酸素系の漂白剤を使うようにする。
塩素系の漂白剤を使用するときは、事前にもみ洗いをして日焼け止めを落とす。
じわじわと衣類が赤くなっていくのは赤カビが原因。
赤カビが発生しにくいように洗濯後はすぐに干す、濡れたものをそのままにしないようにする。
洗濯槽の掃除もこまめに行う。
赤カビで衣類がピンクになったら、酸素系の漂白剤で漂白をする。
いかがでしょうか(*^^*)
私は初めてお気に入りのTシャツが漂白剤で一瞬でピンクに染まってとても焦った記憶が鮮明にあります。
知っていたらきっと焦らずに済んだでしょうね、、(^^;)
もし、漂白剤でピンクになってしまったら上記の方法を試してみてくださいね。