雷が家に落ちる確率は、「1/5万」と言われています。
宝くじの高額当選よりは低い確率で、あまり多くはなさそうです。
しかし、雷が落ちると家のいろいろなところに影響があり、最悪火事につながることもあります。
自分の身を守るためにも、雷が鳴っている時は部屋の壁や柱などから離れておきましょう。
また、コンセント付近の掃除も日頃から行っている方が良いです。
この記事では、雷はどんなところに落ちやすいか、落ちるとどんなことが起こるのか、どうやって家や自分を守ればいいかなどを説明していきますね。
火事や家電の故障を防ぐためには雷ガードのコンセント、コードを使うと良いですよ。
家に雷が落ちる確率はどれくらい?

今までに雷を見たり聞いたりする機会は数多くあったと思います。
雷が鳴っているときに外にいると、もし雷が落ちてきたらどうしよう、と心配になりますよね。
雷が人に直接落ちる確率は、「1/100万」と非常に稀な現象なのです!
では、家に落ちる確率はどうかも気になりますよね。
人よりも家の方が高さがあり、大きさもあるため、人に落ちるよりも確率は高くなります。
正確な数値が出されてはいないものの、「1/5万」と計算されているものもあります。
そもそも、なぜ雷は落ちるの?
雷はなぜ落ちるのか気になったことはありませんか?
簡単に雷のしくみを説明しますね。
① 雲の中で電気が発生し、+(プラス)と-(マイナス)に分かれる
② 雲の下の方に-(マイナス)の電気がたまる&地面は+(プラス)の電気が引き寄せられる
③ 雲の中にたまった電気が多くなると、耐えきれなくなって落ちる
このような仕組みで雷は地上に落ちているのです。
雷が落ちやすい条件とは?
雷が鳴っていても、落ちる時とそうでない時がありますよね。
雷が落ちやすい条件も見てみましょう。
① 湿度が高い
私たちにはわかりにくいですが、湿度が高い空気中は二酸化炭素やカルシウム、金属物質の分子が多い状態となっています。
これらの物質は電気を通しやすいため、雷が落ちやすい条件だとされています。
② 空気が薄い
空気が薄いと、空気が濃い状態に比べて、空気中の窒素や酸素が少ない状態となっています。
窒素や酸素などの分子が少ないと、雷の通り道の邪魔者が少なくなり、雷が落ちやすくなります。
その他、雷が落ちやすい「場所」としては、高い場所にあるものに落ちやすいです。
そのため家には避雷針などがありますよね。
ただ、気を付けなければいけないのは、周りに高い建物などが無い時や山頂にいるときです。
グランドや海など開けた場所にいるときは、人に雷が落ちる可能性がありますので、すぐに避難をしましょう!
宝くじに当たるのとどっちが確率高い?

よく、雷にあたる確率と、宝くじにあたる確率はどちらが高いか?という話が出てきます。
雷には当たりたくないですが、まずは宝くじの当選確率から見ていきましょう。
年末ジャンボの例 | 当選確率 |
1等 | 1/2000万 |
1等 前後賞 | 1/1000万 |
1等 組違い賞 | 1/10万503 |
2等 | 1/500万 |
3等 | 1/50万 |
4等 | 1/1万 |
5等 | 1/333 |
6等 | 1/100 |
7等 | 1/10 |
改めて見てみると、1等はなかなか当たりにくそうですね。
人に雷が落ちる確率は「1/100万」、家に雷が落ちる確率は「1/5万」でしたので、4等~7等の当選であれば、雷が落ちるよりも確率が高いということになりますね。
もし家に雷が落ちたらどうなる?火事にならないの?

外にいるときに雷が鳴っている場合は、すぐに屋内へ避難しましょう、とはよく言われています。
しかし、家の中は安全な場所なのでしょうか?
家に雷が落ちたらどんなことが起こると考えられるかを説明していきますね。
① 感電する可能性がある
家の中は外に比べると安全ですが、実は感電することがあります。
家に落ちた雷は、家の壁・柱・電気配線などを通ることがあります。
その時に壁などの近くいると感電する可能性があるため、壁や電化製品から1m以上離れるようにしましょう。
時に、水道管を電気が伝うこともあるようなので、水回りからも離れておいた方がよさそうです。
② 電化製品が故障する
電気配線を伝った雷は、コンセントから電化製品へ一時的に過剰な電流や電圧を流します。
このことを「雷サージ」といいますが、雷サージが原因で電化製品が故障する可能性があります。
さらに、コンセントだけではなくモジュラーコンセントにも影響が出ることがあるため、パソコンなどのネットケーブル類も注意が必要です。
雷が落ちた時にコンセントを触っていると、人が感電する可能性があるため、できれば雷が鳴る前にコンセントを抜くか、なり始めたら触らないようにしましょう。
コンセントを抜いたりさしたりするのが大変な場合は、「雷サージ保護機能付き電源タップ」を使用するという手もあります。
③ 火事になる可能性がある
雷が家に落ちた場合、火事になる可能性があります。
雷で火事になることもあるようなのですが、原因の多くは上記で説明した、電気配線などの過剰な電圧などから電化製品がショートしたり、コンセント付近に溜まったほこりなどに引火し起こるようです。
また、ガス管から電流が侵入することもあり、これが原因で爆発が起き火事につながることもあるようです。
コンセント部分からの火事につながらないよう、タコ足配線をやめたり、掃除をしてほこりを溜めないようにしておきましょう。
雷の時にしてはいけないこと

雷の力は想像を超えます。
なるべく雷の被害を受けないために、何ができるか伝えていきますね。
外にいるときに気を付けること!
① 建物が近くにある場合は、すぐに建物内へ避難する
② (山頂などにいる場合)高い木から離れ、なるべく体勢を低くしておく
③ (海などにいる場合)通電しやすい水場からすぐに離れる
家の中にいるときに気を付けること!
① 壁・柱・水回り・金属部分から離れる
② できるだけコンセントを抜いておく
③ 雷サージ保護機能付きの電源タップを使用する
④ 可能であれば、家に避雷針を設置する
避雷針の設置基準は国土交通省が策定している「建築設備計画基準」を参考にしてみましょう。
パソコンを雷から守るにはこれ

仕事などでなくてはならないパソコンですが、雷サージから守りたいですよね!
その場合は、雷サージ保護機能付き電源タップを使用してみましょう。
いくつかご紹介します!
★コンセント挿し口多めの延長コードタイプがいい!
【エレコム】PC周辺機器メーカーの延長コードです!
ほこり防止シャッターや耐熱性に優れた差込口など安全かつ快適に使用できます。
★コンセント差し口少なめで、スイッチのみで電源を入切できる!
【エレコム】
雷ガード作動中はランプが付いてわかりやすく、少し差し口を増やしたいあなたにおすすめです。
★自然な色の電源タップをお探しのあなたはこちら!
【TOPLAND】スマートフォン用機器や家電製品を製造・販売している会社です!
何といっても木目調のコンセントが魅力で、ダークウッド・ナチュラルウッド・ホワイトウッドの3種類あります。
あなたのお部屋に合ったコンセントを見つけてみてください。
まとめ
いつもなら雷が鳴っているな~、で終わっていたところですが、実際に雷が落ちるとかなり大変なことになることがわかりましたね。
いきなり対策をすることは難しいので、コンセント付近の掃除や電源タップを雷サージ保護機能付きに変えてみるなど、できるところから対策をしていきましょう!