電子レンジで2品同時あたためだと時間は倍になる?上と下、重ねてチンすると?まとめて温めるポイントを解説

電子レンジの2品同時あたためって、やりますか?

私は時短のためにやってます。

でも、加熱時間に迷って短めにレンチンすると、温め直しになることが多いんです。

2品同時あたための時、加熱時間は単純に倍すればいいわけではないんですよね。

電子レンジは、マイクロ波で食べ物内部の水分を過熱して温めます。

水分の量が違う食品同士を温める時は、同じ食品なら倍でも大丈夫ですが、違う食品だとあたために差がでるということなんです。

今回は電子レンジで2品同時あたためをするときの

時間は倍かかる?

上下重ねたらどっちが熱くなる?

別々とまとめてコスパいいのはどっち?

2段重ね専用の棚がある?

2品同時あたため対応機種をご紹介

について調べてみたので、お話ししたいと思います。

参考にしてみてくださいね。

電子レンジで2品同時あたためだと時間は倍になる?

電子レンジで2品同時あたためだと時間は倍になる?

「2品同時あたためって、倍の時間過熱すればいいよね?」と温め時間に迷いませんか?

実は、単純に倍の時間がかかるわけではないです。

2品同時あたため対応機種の場合

自動調理機能の場合は、センサーで表面温度を計測しながら温めています。

そのため、「倍」とはいえないですが、1品を温めるより時間はかかります。

対応機種じゃない電子レンジの場合

電子レンジの仕組みをすごく簡単に言うと、食べ物の水分をマイクロ波で過熱して温めています。

(※機種によって、機能に差があります。)

食品の水分量や分量が違えば、温まり方って違いますよね?

なので、加熱時間を倍すればいいってわけではないです。

メーカーによっては、対応機種ではない電子レンジでの2品同時あたためを推奨していないこともあります。

使うときは注意してくださいね。

上と下、重ねてチンするとどっちが熱くなる?

上と下、重ねてチンするとどっちが熱くなる?

「2品同時にあたためる時って、重ねてレンチンしたほうがいいの?」

「重ねてレンチンすると上下どっちから温まるの?」

と思いませんか?

ネット情報だと、ターンテーブルありだと上の方から、ターンテーブルなしだと下の方から温まります。

理由は、マイクロ波出し方、当たり方が違うからです。

温めるものの組み合わせによっては、上下が逆になることもあります。

例えば

「葉物野菜」と「厚みのあるお肉」

「冷蔵ご飯」と「カレー」 など…

例えば、ターンテーブルありの電子レンジで下が「葉物野菜」、上が「厚みのあるお肉」だとしましょう。

恐らく、マイクロ波がよく当たるとしても「葉物野菜」の方が「厚みのあるお肉」より先に火が通ります。

そして、あまり過熱しすぎるとお肉が爆発することがあるので、注意が必要なんです。

2品同時あたための場合は、一緒に温める食品の組み合わせは工夫が必要ですね。

別々とまとめて、どっちがコスパ良い?

別々とまとめて、どっちがコスパ良い?

「別々」と「まとめて」、レンチンでコスパが良いのはどっちだと思いますか?

2品同時あたため対応機種レンジなら、「まとめて」の方がコスパが良いです。

理由としては、自動調理に任せればセンサーで温めてくれるので余分な加熱時間はないからです。

一方、対応機種ではない電子レンジの場合は「別々」ですね。

理由としては、予測した時間通りに両方とも温まる可能性が低いからです。

どちらか又は両方温め直しするとしたら、様子を見ながらになりますよね?

加熱時間もどのくらいしたらよいか分からないですし。

そうすると、「別々」に加熱したほうが結局はお得です。

まとめてあたためるポイント:組み合わせ

さっきもお話ししたように、電子レンジはマイクロ波を使って、食べ物の水分を過熱してあたためます。

「同じ水分量」や「食べ物の分量」「火が通りやすい食材」など、組み合わせを工夫すると、『まとめて』でも温めが成功しやすくなりますよ。

まとめてあたためるポイント:フラットとターンテーブルでの置き方

これも、上下に置いた時のあたたまり方でちょっとお話ししましたね。

フラットかターンテーブルかでも、置き方によって温まり方が違います。

底面がフラットな電子レンジ(ターンテーブルなし)

配置は、真ん中付近に横並びの方が温まりやすいです。

おそらく「ここに置いて」という目印があるので、それを挟むようにおくとよいと思います。

ターンテーブルがある電子レンジ

配置は、ターンテーブルの端にそれぞれ置くと、2品とも温まりやすくなります。

2段重ね専用の棚がある?!

2段重ね専用の棚がある?!

電子レンジの2段重ね専用の棚があるのを知っていますか?

100円ショップや、Amazonなどの通販サイトで売っている便利グッズの1つです。

難しい組み立てとかはなく、脚部分をおろして設置すると2段重ねできるという商品です。

「上段下段ともに温まりやすくなるか?」というと、そういうわけではないみたいですね…。

ただ、直接重ねるよりかはマイクロ波が食材にあたる確率は、上がるとは思います。

あと1品だけの時は、反対向きにして脚の部分を持てば、火傷せずに電子レンジから取り出せます。

どかしたりするのも手間なので、取り出さなくても済むのはいいですね。

2品同時あたため対応のレンジ(ヘルシオ・ビストロ)

2品同時あたために対応しているレンジを少しご紹介しますね。

ヘルシオ(SHARP)

シャープから発売されているウォーターオーブンレンジのヘルシオをご紹介します。

このレンジは、100度以上に加熱された過熱水蒸気のみで調理をするのが特徴です。

レンジ機能は最大出力が1000w。

2品同時あたためは、常温または冷蔵の食品の組み合わせなら可能みたいですね。

3つ星ビストロ(パナソニック)

パナソニックから発売されている3つ星ビストロです。

1台で、温めや焼く、揚げる等5つの調理が可能なスチームオーブンレンジになります。

レンジ機能の最大出力は800w。

冷凍ご飯と冷蔵のおかずを同時にあたためることができます

機種によって、2品同時あたためも組み合わせに制限があったりしますね。

同時あたため対応機種のレンジを検討するときは、同時に温められるものに制限があるかとかをよく見たほうがいいかもしれません。

まとめ

電子レンジで2品同時あたためをするときについて、お話ししてきました。

2品同時あたための場合、加熱時間は単純に「倍」かかるわけではないです。

「2品同時あたための対応機種か」や「ターンテーブルあり」等で、配置や温める組み合わせも違ってきます。

対応機種ではない場合、2品同時あたためを推奨していないメーカーもあるので気を付けてくださいね。

2品同時あたためをするときの参考になれば嬉しいです。

お読みいただき、ありがとうございました!