ステンレスのマグカップは電子レンジだめなの?直火は?

ステンレスのマグカップの飲み物が冷めた時、電子レンジですぐ温められたら楽ですよね。

しかし、絶対にステンレスのものを電子レンジにいれてはいけません!!!

すっごく危険なんです。

「なんでだめなの?」

「電子レンジ以外に温める方法は?」

今回はそういったステンレスのマグカップに関する疑問に答えていこうと思います。

レンジ対応マグたち

ステンレスのマグカップが電子レンジだめな理由

ステンレスのマグカップが電子レンジだめな理由

結論を先に言うと、ステンレスのマグカップを電子レンジに使うのはだめです!!

理由は、金属製だからです。

わかりやすいように、まず電子レンジの仕組みや構造からお伝えします。

◎電子レンジの仕組み◎

電子レンジは、マイクロ波という電磁波を用いて、食品を内部から温めます。

具体的には、食品に含まれている水分をマイクロ波で振動させることで、熱を発生させるんです。

簡単に言うと、寒い日に体を温めるために布団の中で体を左右に振ることで、摩擦させて体を温めるのと同じイメージと思ってください♪

その電子レンジが発するマイクロ波を、ステンレスのマグカップは反射してしまうんです。

反射したマイクロ波は電子レンジ内部の温度を上昇させ、電子レンジの故障に繋がります。

なので、ステンレスのマグカップを電子レンジで温めるのは絶対にやめてください。

※ステンレス:鉄50%、クロムを10.5%以上含むさびにくい合金

ステンレスやアルミなどの金属をレンチンするとどうなる?

ステンレスやアルミなどの金属をレンチンするとどうなる?

アルミなどの金属製品をレンジで温めると、火花が散ったり、電子レンジ故障や火災の原因になります。

危険なので、金属製品を絶対に電子レンジにいれてはいけません!

電子レンジから出るマイクロ波は金属に吸収されずに反射してしまうため、電子レンジ内部の温度が上昇してしまうことはお伝えしましたね。

それに追加して、ステンレスのマグカップのような金属製の容器は、表面に自由な電子である「自由電子」を持っています。

この自由電子は、マイクロ波による振動で他の物体に移ることがあり、これが火花が発生する原因になるようです

ステンレスのマグカップは直火ならOK?

ステンレスのマグカップは直火ならOK?

ステンレスのマグカップを直火で温めるのはOKです!

また、IHで温めることもできますよ♪

オーブンはOK?NG?

ステンレスのマグカップをオーブンで温めるのもOKです!

電子レンジとオーブンって使い方がなんか似ているので、電子レンジで使えないものをオーブンにいれても平気なんて意外ですよね!

でも、なかなかマグカップをオーブンで温める機会はないかと思います。

マグカップ以外にも、ステンレスのボウルでケーキを焼くときには、オーブンが便利なのでぜひ使ってみてくださいね!

保温用ステンレスのマグカップの上手な使い方

保温用ステンレスのマグカップの上手な使い方

保温用ステンレスのマグカップの上手な使い方

  1. 湯煎する
  2. 直火で温める
  3. オーブンに入れる

ステンレスのマグカップの中の飲み物を温めるのに一番おすすめなのが、熱湯を使って温める湯煎です!

ステンレスの耐熱温度は約300度なので、熱には強いんですよ♪

また、コンロの直火で温める方法もあります。

基本ステンレス製のものは直火OKなのですが、製品にもよるので表示の確認を忘れずにしましょう。

「湯煎もめんどくさいし、直火も怖いな」という方は、オーブンで温めることもできますよ!

どの方法でも、持ち手のやけどには注意してくださいね。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今回は、ステンレスのマグカップと電子レンジの関係についてご紹介しました。

最近のマグカップは、デザイン性も優れていてかわいいものがたくさんありますね♪

ステンレス製のものは保温性が高くて、これからの冬にピッタリです!

最後にまとめると、

「ステンレスのマグカップを電子レンジに入れてはダメ!!!」

→電子レンジの故障に繋がる恐れがあるからです。

ステンレスの物以外にも、金属製品も同様に電子レンジで温める事はできないので、注意してくださいね♪