公衆電話からの非通知は着信許可することができます。
そもそも、iPhoneの場合は非通知でも公衆電話からでも「非通知」と表示されますが、非通知のみ拒否をしているのであれば、公衆電話の着信を受けることができます。
iPhone以外の機種では、「非通知拒否」と「公衆電話拒否」が別なので、公衆電話のみ拒否を解除していれば着信を受けることができます。
以下の文章では、こちらからの着信を非通知にする方法などをお伝えしますね。
iphoneへ公衆電話からの着信は「非通知」になる?
通常、公衆電話からiPhoneへ電話をかけた場合は【非通知】と表示されます。
iPhone以外への着信では、公衆電話側から相手の電話番号の前に「184」をつけると、表示は【非通知】と表示することができます。
「184」は公衆電話からに限らず、携帯電話やスマートフォンからでも非通知にすることができます。
ただし、「110(警察)」「118(海上保安庁)」「119(消防)」へかけるときに「184」をつけてしまうと、緊急通報受理機関には位置情報が通知されなくなるため、注意が必要です!
こちらの電話番号を常に非通知で設定することができる!?
上記では、相手の電話番号の前に「184」をつけると非通知として電話をかけるとができると説明しましたが、毎回するのが大変という場合もあるかもしれませんね。
その時には、常に非通知を利用する方法もあるのです!
★iPhoneの場合
- 「設定」を開く
- 「電話」を選ぶ
- 「発信者番号通知」を開き、オフに切り替える(通常はオンになっていると思います)
★Androidの場合
- ホーム画面の「電話」を開く
- 画面右上の縦の点が並んでいるボタンを選ぶ
- 「設定」を選び、「ユーザー補助機能」を選ぶ
- 「発信者番号通知」を選び、「番号を非通知」に設定する
★スマートフォンの場合(AQUOSシリーズの場合)
- 「電話」を開く
- 画面右上にあるメニューから「設定」を開く
- 「通話」を選び、「その他の設定」を開く
- 「発信者番号」を選び、選択肢の中から「番号を非通知」に設定する
あまり利用することがない機能かもしれませんが、上記に当てはまる機種が無い場合は、ご利用中の機種の説明書も参考にしてください。
公衆電話からの着信拒否を解除する方法(au・ソフトバンク・ドコモ)
公衆電話からの着信拒否を解除する方法をお伝えします。
今ではほとんどの方が携帯電話やスマートフォンを持っていますが、災害時などいざという時に公衆電話からの着信ができないと困りますよね。
それぞれの会社に合わせた解除方法をみていきましょう。
auの場合
auには、迷惑電話を遮断するサービスとして、【迷惑電話撃退サービス】という有料のサービスがあります。
このサービスは、非通知の迷惑電話には対応できるのですが、公衆電話や国際電話など一部利用できないものもあります。
そのため、公衆電話の拒否は各機種からの設定のみになります。
通常は着信を受ける設定になっていると思いますが、公衆電話の着信拒否になっているかの確認は、説明書の着信拒否に関するページを確認してみましょう。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクには、【迷惑電話ブロック】という有料のサービスがあります。
このサービスは、自分の電話帳に登録されていない番号からかかってきてもどこからかかってきたか(例えばお店の名前など)が自動的に表示されたり、迷惑電話からの着信であることを知らせてくれるサービスです。
もう1つ、【ナンバーブロック】という有料のサービスがあります。
こちらのサービスは、迷惑電話を拒否設定できるサービスです。
登録方法と解除方法を説明しますね。
★ 登録方法
- (迷惑電話を着信応答後)「144」をダイヤルする
- 「1」を選択する
- 「#」を選択する
- お断りガイダンスを選択する
- 「#」を選択して登録が完了
※着信した公衆電話固有の番号が登録されるため、別の公衆電話からの着信は拒否ができませんので注意が必要です。
★ 解除方法
- 「144」をダイヤルする
- 「4」を選択する
- 登録されている番号がアナウンスされる
- 解除する番号が流れたら(公衆電話の場合は番号のアナウンスはないです)「#」を選択する
- 操作を完了する場合は「⋆」を選択し、解除完了する
もし公衆電話を登録していた場合は、上記の方法を利用して解除してみましょう。
ドコモの場合
ドコモのホームページでは、購入時は公衆電話からの着信拒否はオフ(解除)に設定されていると記載がありましたが、確認も含めてやってみましょう。
- 「本体設定」を開く
- 「ロック・セキュリティ」を選ぶ
- 「着信拒否設定」を選び、端末暗証番号を入力する
- 「公衆電話からの着信拒否解除」の設定を行う
機種によって操作方法が異なる可能性があるため、下記のホームページよりご利用中の機種の取り扱い説明書を確認してみてください。
https://www.docomo.ne.jp/support/manual/index.html
非通知拒否でも公衆電話からの着信は通知される?
「公衆電話」という着信表示は、iPhoneが着信を受けているか、iPhone以外が着信を受けているかによって、表示内容が変わってきます。
実はiPhoneは「公衆電話」と「非通知」の違いが無く、「184」を利用せずに公衆電話からかかってきても「非通知」と表示されるのです。
さらに非通知拒否でも公衆電話からだと「非通知」として着信を受けることが可能となっています。
Androidの場合は、「非通知」での着信は「非通知」、「公衆電話」からの着信は「公衆電話」と表示されます。
ただし、「184」を利用して公衆電話から着信があった場合は、「非通知」と表示されるか、着信拒否となる可能性があるので注意しましょう。
公衆電話の着信がどこからか調べる方法はあるのか
一般的には、どこの公衆電話から着信があったかは調べることができません。
犯罪に使用されないために、非公開にされているそうです。
しかし、事件性が高く警察が関与する場合には調べることができますが、教えてもらえるかは不明です。
さらに非通知の場合にも、警察が調べる場合であれば番号が開示されることがあるようです。
携帯電話から公衆電話へかける方法!?
残念ながら、公衆電話の番号は非公開のため、公衆電話への着信はできません。
しかし、公衆電話の設置場所を調べることができます!
着信はできなくても、災害時やスマートフォンが使用できなくなったときなど、公衆電話の場所を知っておくのは必要ですよね。
「NTT西日本」または「NTT東日本」のホームページ内にある「公衆電話設置場所検索」を利用してみましょう。
普段なかなか気が付かないのですが、知っておくといざという時に役に立つかもしれません。
まとめ
公衆電話の非通知拒否の解除方法やこちらからの番号を非通知にする方法などを説明しました。
意外と知らない機能ばかりでしたが、公衆電話や非通知に限らず、迷惑電話をブロックしたい場合は、各スマートフォン・携帯電話の機能や契約しているキャリアの有料サービスも検討してみてはいかがでしょうか。