塩数の子は塩抜きしてから味付けして食べるのが一般的な食べ方です。
でも味付きで売っている数の子はなかなかのお値段がするし、日持ちもあんまりしないんですよね。
その点、塩数の子は保存のために塩漬けされているので中には半年保つのもあるほどなんですよ!
塩数の子を常備しておけばいつでも数の子を楽しむことができますね。
でも塩数の子の正しい塩抜き方法や味付けの仕方って知ってますか?
そもそも塩数の子ってそのまま食べちゃだめなの?
今回は塩数の子や味付き数の子など、数の子についてのアレコレを紹介していきます。
アレンジレシピもご紹介しちゃいますので是非是非ご参考になさってくださいね!
塩数の子をそのまま生で食べるのは大丈夫?

塩数の子をそのままで食べるのはあまりオススメできません。
塩数の子ってかなーり塩っ辛いんです。
少量を口にするくらいなら良いですが、ボリボリたくさん食べてしまうのはあまりにも塩分過多です。
身体に害とまでは言いませんが、良い影響はないですよね。
塩分はむくみの原因になるので美容にもよくありませんしね。
でも塩数の子の味が気になる!という方は一度塩抜き前にごく少量だけ食べてみてください。
きっとそのまま食べ進められることはできないと思いますよ。
本当に本当にしょっぱいので・・・
塩数の子の塩抜きってどうやる?

塩数の子の塩抜きは時間がかかりますが難しい工程はありません。
用意するのは食塩水と数の子が浸る大きさのボウルやタッパーなどの容器だけ。
手順は次の通りです。
①食塩水に塩数の子を浸す(食塩水は水1リットルに塩小さじ1)
②そのまま6時間置く(水温は15℃〜20℃が理想)
③数の子の表面の膜を取り除く
④新しい食塩水に浸し、もう一度6時間置く
⑤残っている膜があれば取り除き味をみる
⑥塩がほどよく抜けていれば完成(抜けていなければもう一度食塩水に浸し短時間おいて味をみる)
冷蔵庫に入れてしまうと水温が低くなり塩が抜けにくくなっていまいます。
季節に合わせて放置する場所や時間を変えてくださいね。
味付け数の子の食べ方

味付け数の子はそのままで美味しく食べられます。
松前漬けにしたりチーズとあわせても美味しいですが、アレンジレシピは次でご紹介するとして、ここでは数の子の簡単な味付けの仕方を教えちゃいます。
数の子の味付けにはお出汁やお醤油、お酒にみりんなどの合わせ調味料を使いますがいちいち作るのも面倒ですよね。
そんな方にオススメなのが市販の白だしです!
白だしは薄めず数の子がひたひたになるくらい注ぎ、そのまま放置するだけで簡単美味しく味付けができちゃうんですよ。
時々味見しながら浸かりすぎないように気をつけてくださいね。
塩数の子のアレンジレシピは?

そのまま食べても美味しい数の子ですがアレンジも自在なんです。
ここでは数の子と相性のいい食材とそれを使ったレシピをいくつかご紹介しますね。
チーズ
数の子と相性がいいのはねっとり濃厚なクリームチーズ。
数の子とチーズを和えただけで立派なおつまみの出来上がりです。
サーモンやいくらなどをあわせてクラッカーやバケットにのせたらワインにあうお洒落な一品になりますよ。
鰹節を混ぜたら風味がとってもよくなるのでオススメです。
マヨネーズ
マヨネーズも数の子によくあいます。
マヨネーズと数の子をあわせてディップするのもいいですが、そこにわさびを加えれば大人な味わいに!
ポテトサラダにするのもオススメです。
いつものポテトサラダに数の子のプチプチした食感が加わり楽しくて美味しいポテトサラダになりますよ。
パスタ
パスタというアレンジ方法もあります。
クリーム系のソースやペペロンチーノにしてもあうのですが、今回は手軽に作れる数の子を使ったパスタを1つご紹介します。
用意するのは
・パスタ
・数の子
・バター
・麺つゆ
・お好みのトッピング
(ネギ、鰹節、のり、大葉などがオススメ)
だけです。
作り方は
①パスタを茹でる
②茹でている間にボウルに溶かしたバター、麺つゆ、お好きな大きさにちぎった数の子をあわせる
③茹で上がったパスタとボウルにあわせたソースを和える
④器に盛り、お好きなトッピングを乗せて完成
簡単ですよね。
出来上がりにブラックペッパーを振っても美味しいですよ。
お家にあるものですぐに作れるのでオススメです!
まとめ

数の子といえばお正月のイメージが強いですが、スーパーなどでは1年中売られています。
市販の味付け数の子は味が濃かったり逆に薄すぎたなど口に合わないという方は是非塩数の子を使って自分で味付けしてみてください。
塩数の子は日持ちするので一度に全部塩抜きするのではなく食べる分だけその都度塩抜きするようにすれば、長く数の子を楽しむことができますよ。
そのままで食べるのに飽きてしまった人は是非今回ご紹介したアレンジレシピを試してみてください。
他にも数の子のアレンジ方法はたくさんあるので気になる方は調べてみてはいかがでしょうか?
自分だけのアレンジ方法を探してみるのも楽しそうですね。