サンドイッチを常温でだしっぱなしだと2時間から4時間もちます。
しかし具材や製造方法によって大きく目安の時間は変化しますので注意が必要です。
またパン屋さん、コンビニ、手作りではそれぞれ目安が違いますよ。
種類も豊富で美味しく手軽に食べられるサンドイッチ。
しかし傷みやすく、適した保存をしなければ食中毒を引き起こします。
ここでは安全に美味しく食べるために
- サンドイッチが常温だとどれくらいもつのか
- パン屋さん、コンビニ、手作りだと日持ちは違うのか
- サンドイッチはお弁当にできるのか
- お弁当にするときのポイント
などをご紹介しましょう。
サンドイッチの常温だと何時間もつ?夏場と冬場での違いは

サンドイッチの常温だと
- 加熱されている場合は4時間以内
- 野菜や卵を使用している場合は2時間以内
が目安になります。
しかし具材や気温、作ったときの衛生状態など様々な条件によって目安は大きく変化するので注意が必要です。
基本的にサンドイッチは常温保存を推奨しておらず、15℃以下で保存しなければなりません。
そのため夏場は必ず冷蔵庫にいれ、冬場でも暖房器具のきいた室内などでは冷蔵庫にいれるようにしましょう。
25℃以上の場所に3時間放置しておくと食中毒の危険性が出てきますので、夏場や車の中などは特に気をつけてください。
パン屋さん、コンビニ、手作りで日持ちは違う?

パン屋さん、コンビニ、手作りで日持ちは違います。
パン屋さんのサンドイッチは要冷蔵と書かれていなくても常温保存せず、早めに食べ切りましょう。
コンビニのサンドイッチは冷蔵保存して半日から1日、常温だと半日が目安です。
最近セブン-イレブンで販売されている一部のサンドイッチは小麦粉の配分を改良したことで、品質保持期間が従来30時間だったのを40時間まで伸ばしています。
製造方法や食材などコンビニによって品質保持期間は違いますので必ず確認するようにしてください。
手作りのサンドイッチは常温保存の場合、半日で必ず食べ切るようにしましょう。
手作りだと手についた雑菌などが原因で非常に傷みやすくなっています。
冷蔵保存した場合でも当日中か翌朝までには食べ切ってください。
サンドイッチは常温だと腐るの?お弁当にしたいんだけど

15℃以下であれば常温でも腐らないのでお弁当にできますよ。
具材にもよりますが半日を目安に食べ切るようにしてください。
ではサンドイッチをお弁当にするとき何に気をつければ良いのでしょうか。
お弁当に持っていくときのポイント
ポイントは
- 保冷剤を利用する
- 殺菌効果のあるカラシマヨネーズを使う
- フルーツの代わりにジャムを使う
- 傷みやすい食材を使わない
の4つになります。
マヨネーズは傷みにくい食材で、さらにカラシを混ぜることで殺菌効果も期待できるのでカラシマヨネーズはおすすめです。
お子様など辛いのが苦手な場合はジャムを使いましょう。
ジャムは糖度が高いので非常に傷みにくく、フルーツサンドの代わりにもなります。
反対に傷みやすく注意が必要な食材は
- 卵
- 野菜
- クリーム系
で、ハムやチーズも夏場などでは傷みやすいので4時間以内に食べ切るようにしましょう。
まとめ

サンドイッチは目安の時間を守れば常温保存も可能です。
しかし基本的には15℃以下での保存が適しているため夏場や暖房器具がきいた部屋などでは必ず冷蔵庫に保存しましょう。
パン屋さんやコンビニ、手作りだとそれぞれ品質保持期間が違うので必ず確認してください。
サンドイッチをお弁当にするときには使用する食材にも気をつけましょう。
製造方法や食材、そのときの気温など様々な条件で目安の時間は大きく変化するので購入したらすぐ食べ切るのが一番安全です。
軽食にもお出かけにもぴったりなサンドイッチ、ぜひ安全に美味しく食べるために参考にしてみてくださいね。