TwitterのDMを送信取り消ししたいというとき、実は方法がないんです。
送信取り消しといえば、今やLINEであたりまえに使えますし、InstagramのDMにもある機能ですから、Twitterにないのはちょっと意外ですよね。
でもTwitterには、ブロックとかアカウント削除とか、表示される情報を制限したり消したりする機能がありますよね。
TwitterのDMには「削除」という機能もあります。
今回は、ブロックやアカウント削除を行った場合もDMは送信取り消しできないのか、「削除」と「送信取り消し」はどう違うのか、について紹介していこうと思います。
TwitterのDMを送信取り消しする方法はない?

TwitterのDMには、送信取り消しという機能がありません。
一度送ったメッセージは、会話をしている相手やグループの他のアカウントに届き、送った側からはそれを編集したり消去したりできません。
なので、間違って送ってしまったり、やっぱり送らなきゃよかったと後から思ったりした場合も、相手が見る前にこっそり消す方法はないんです。
他のSNSでは可能なだけに少しまぎらわしいですが、2022年現在、TwitterのDMを取り消しする方法はありません。
TwitterでDMを送るときは、よく確認しましょう!
ブロックしたらDMはどうなる?

相手のアカウントをブロックしても、DMのやりとりは消えません。
DMについてブロックが影響するのは、お互いに新しいメッセージを送れなくなるという点だけ。
DM画面には「今後、この方にダイレクトメッセージを送ることはできません」と表示されます。
しかし、ブロック前の会話はそのまま残っているので、過去のDMはお互いに見ることができてしまうんです。
ちなみにブロックは、相手に通知こそされませんが、DMのトーク画面等から気づかれてしまう可能性があります。
またブロックを解除しても、フォローの状態等、そのまま元通りになる訳ではありません。
ブロックをしても、今後のやりとりができなくなるだけで、送信済みのDMは何も変わらないことを覚えておきましょう!
Twitterのアカウント削除すればDMも消える?

アカウント自体を消した場合も、送信したメッセージをすぐに取り消しできる訳ではありません。
Twitterでアカウントを削除する場合、その瞬間にアカウントのすべてが消去されるのではなく、30日間のアカウント停止状態になるからです。
アカウント削除を行っても、30日の間に再度ログインすると、アカウントを復元できるシステムになっています。
この期間中、プロフィールやツイートはTwitter上に表示されず、他のアカウントから新しいDMが送信できなくなります。
ただし、DMの履歴は残っていて、会話していた相手からは送信済みのメッセージが見える状態です。(ブロックの場合と少し似ていますね!)
Twitterのヘルプページによると、「アカウント停止期間が終了してアカウントが削除されると、送信していたダイレクトメッセージも削除されます」となっています。
削除を実行してから30日が過ぎ、完全にアカウントが消去されると、DMも消えるということですね。
と言っても、消去までに1カ月ほどかかってしまうので、アカウントを削除しても、DMの送信取り消しはできません。
また、アカウントが完全に削除されると復元できないので、注意が必要です!
DMを削除する方法(iPhone・Android)

DMは送信取り消しできませんが、単純に削除することはできます。
ログインしているアカウントのDM画面からのみ、送り主に関係なく、メッセージや画像を消すことができます。
特定の相手やグループとのDMを、まとめて消すこともできます。
Twitterのスマホアプリから簡単に行えるので、それぞれのDM削除方法を見ていきましょう。
DMを一つずつ削除する方法
iPhoneもAndroidも同じ手順です。
- DMの個別トーク画面から、削除したいメッセージや画像を長押し
- 「自分の受信トレイからメッセージを削除」をタップ
- 「メッセージを削除しますか?」と出るので、「削除」をタップ
DMをまとめて削除する方法
iPhoneの場合は
- DMの一覧から、削除したい相手やグループの会話を左にスワイプ
- ゴミ箱マークの赤いボタンをタップ
- 「会話を削除しますか?」と出るので、「削除」をタップ
- Androidの場合は
- DMの一覧から、削除したい相手やグループの会話を長押し
- 「会話を削除」をタップ
- 「会話を削除しますか?」と出るので、「削除」をタップ
自分が見たくない、履歴に残したくないDM等は、この方法ですぐに消去できます。
削除したら相手側からはどう見える?

こうしてDMを削除した後ですが、会話を共有しているアカウントからは、何も変わって見えません。
DMを消せるのは自分のトーク画面からのみで、他のアカウントのDM画面はこちらから操作できないからです。
DMでメッセージや会話を削除するとき、最後の確認画面にも、「会話に参加している他のアカウントはこのメッセージ(会話)を引き続き表示できます」と出てきます。
削除が相手に通知されたり、気付かれてしまうような表示が出たりもしませんが、自分のDM画面で削除したメッセージも相手には表示され続けます。
一度削除したDMは復元もできないので気をましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、
- TwitterのDMは送信取り消しできない
- ブロックしてもDMの履歴は消えない
- アカウントが完全に消えるとDMも消えるがそれまでに30日はかかる
- 自分のトーク画面でDMを削除しても相手からは見える
ということをまとめてみました。
気軽にコミュニケーションが取れて便利なDMですが、一つ一つが相手に届き、履歴に残るものだということは意識して使いたいですね。