風で換気扇がパタパタうるさいときの音対策はこれ!

風が強い日にパタパタとうるさい換気扇の音は防風のクッションテープやマグネットを使って簡単に対策できます。

換気扇から異音がする原因には様々な種類があるのでそれぞれにあった対処方法をとる必要があります。

今回は、強風が吹いて換気扇からパタパタうるさい音が鳴るときの対策の仕方や、外から風が入ってこないようにする工夫、換気扇の種類等についてご紹介します。

パタパタ音がうるさい音が鳴るときの対策

パタパタ音がうるさいときの対策

風が吹いて換気扇からパタパタ音がするときの対策法をいくつかご紹介します。

消音テープをはる

換気扇の羽が風で煽られてパタパタ大きな音がするときは、羽と本体の間に両面テープの付いた衝撃を吸収できる消音テープをはるようにしましょう。

テープをはる際は、風の入り込む隙間ができないように注意してください。

隙間のないようにはることで虫の侵入の防止にもなります。

テープはなるべく防水のものを選ぶようにしましょう。


点検・掃除をする

それでも音が気になるという方は、一度分解して点検・掃除をしましょう。

ネジが緩んできていたり、油や埃で汚れていたり、潤滑油が不足していたりする場合には掃除することで異音の発生を防ぐことができます。

分解した換気扇の羽はぬるめの重曹水に浸して汚れを落としましょう。

他にも本体に汚れの気になる箇所があれば、スプレーボトルにつめた重曹水を吹きかけ、拭き取りましょう。

重曹水は酸性の汚れをきれいに落とすことができます。

全て汚れが落とせたら潤滑油を差し、再度組み立てましょう。

本体に異常が無ければ、掃除することでうるさい音が発生しなくなります。

これだけやっても全然音が収まらないという場合は、換気扇のモーターに何かしらの問題があるか、経年劣化によるものと考えられますので、業者を呼んで修理してもらうか買い替えが必要になってくるでしょう。

風が強い日だけテープやマグネットで固定

風が強い日だけテープやマグネットで固定

台風等、風が強い日にはテープやマグネット等で換気扇のシャッターを固定してしまうとよいでしょう。

「より大きな音がしてうるさい。」、「壊れないか心配。」という方もいらっしゃると思いますが、動かないように固定してしまえばそんなことも気にしなくて済みます。

固定する際は、一度はっても後からきれいにはがせる養生テープを用いることをお勧めします。

また裏にシャッターの付いている換気扇の場合は、マグネットを換気扇シャッターの一番下のパネルにはって固定する方法もあります。

ご自身の家の換気扇にあった固定の仕方を試してみてください。

プロペラ式の換気扇の場合は、強風時に使用すると外の空気が室内に入ってきてしまい故障の原因にもなるので、スイッチを切って固定しておくようにしましょう。

無理に使用すると故障だけでなくファンが外れたり、モーターから発火したりと事故につながる恐れもあるので十分に注意してください。

風が入るのを防ぐ室外フードをつける

風が入るのを防ぐ室外フードをつける

換気扇の外側に風が入らないように室外フードを取り付けることでもパタパタ音を軽減することができます。

比較的安価で簡単に取り付けられるので、室外フードが付いていない方は考えてみるといいかもしれませんね。

また、シロッコファン(レンジフード)に取り換える方法もあります。

シロッコファンは、外に直接排気するプロペラファン(換気扇)と異なり、ダクトを通して外に排気するため、屋外から風の影響を受けにくくなります。

プロペラファンよりも吸い込む力でやや劣りますが、覆いかぶさる形状をしていることから、総合的に見て排気効率に然程問題もなく騒音が解消できるので取り換える価値は十分にあるでしょう。

シロッコファンを掃除する際は重曹水ではなく、台所用中性洗剤を使用し、スポンジで優しく汚れを落とすようにしましょう。

電動に変えてしまう

電動に変えてしまう

神経質な方など、かなり換気扇の音が気になってしまうのであれば、電動式のタイプに取り換えるという選択肢もあります。

一般的なものの場合、風圧によって換気扇の羽が押し上げられ開きます。

強い風が吹いている日には風で羽がパタつき、普段よりも音がうるさく感じてしまうでしょう。

その点、電動式のものは風でパタパタ煽られる心配がないので、音に悩まされることもなくなります。

コストがかかってしまう上、工事もしなければならないためすぐにとはいきませんが、故障はしていなくとも音が気になってしまってストレスになったり、普段の生活に支障が出たり、問題がある場合には取り換えることをお勧めします。

取り換えの際には専門の業者に頼むようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

・パタパタ音がするときには消音テープをはったり、点検・掃除をしたりすること。

・風が強い日には養生テープやマグネットを使って換気扇のシャッターを固定すること。

・風が入ってこないように室外フードをつけること。

・手入れのズボラな方や、パタパタ音が気になって仕方のない神経質な方等は電動に変えること。等

換気扇にはさまざまな種類がありますが、特に風圧式換気扇の場合は強風時に対策する必要があることが分かりましたね。

また、異音の種類から原因を突き止めることもできるようなのでご家庭の換気扇から異音がするという方は強風のせいなのか、手入れ不足か、モーターの故障か、経年劣化であるのかどうか等調べてから適切な対処方法をとるようにしてくださいね。