いつも何気なく使用している洗濯機。
脱水がうまくできず、びしょびしょになってしまうことがありますよね。
どうやらメーカーごとに洗濯機の脱水の強さに差があるようです。
東芝・パナソニック・日立の大手3社の口コミを比較してみましょう。
洗濯機の脱水が弱い時に考えられる他の原因、しっかり脱水する方法についても取り上げます。
洗濯機の脱水が弱い?口コミを調べてみた

メーカーごとに脱水機能にどのような差があるのか比較してみましょう。
東芝の口コミ
・音は静かだが、生地を傷めないようにするためか脱水が弱い。
・服はしわにならないが脱水が弱いため、洗濯物が乾きにくい季節は困る。
・脱水に偏りがあると注水してから再度脱水する機能があるが、水道代がかかるので必要ない。
◎全体的に「脱水が弱い」というコメントが多く見られました。
衣類の負担軽減と静かな運転のため、脱水機能が弱くなるとのこと。
脱水時の偏りを防ぐための機能が必要ない、という意見も多かったです。
パナソニックの口コミ
・少しでも洗濯物が絡まってしまうと、脱水が止まってしまう。
・脱水はするものの、脱水時の稼働音が大きい。
・縦型洗濯機は脱水にパワーがあって音も静か。
◎脱水機能の弱さよりも、脱水時の音の大きさが気になるとのこと。
洗濯機の振動の強さについて言及されている方も。
縦型洗濯機については高評価も見られました。
日立の口コミ
・中古品だが、静かでしっかり脱水してくれる。
・洗濯機を買い替えたが、以前の日立の洗濯機の脱水の方が強かった。

・洗濯機を使って16年目。脱水の音はすごいけどまだまだ使えます。
◎評価が高く、脱水機能・音共に満足している方が多かったです。
1つの洗濯機を長く愛用しているという方もいらっしゃいました。
一方、脱水に時間がかかるというコメントも。
3社の中では日立の洗濯機の脱水機能について評価が高かったです。
洗濯機の脱水が弱いのは原因がある?

洗濯機の脱水機能が弱いのには、他にも原因があります。
考えられる原因としては、主に5つ。
1.洗濯物が多すぎる・少なすぎる
一度に入れる洗濯物の量は、洗濯槽に対し7割くらいが目安です。
脱水時は、洗濯槽が高速で回転し、遠心力によって水分を飛ばします。
洗濯物の量が少ないと、偏りを招く原因になります。
洗濯物が偏ってしまうと、脱水機能が停止してしまうことがあります。
反対に洗濯物が多すぎると、重みによって洗濯槽に負荷がかかります。
洗濯槽が回転できなくなり、十分に脱水できなくなってしまいます。
2.洗濯槽が汚れている
洗濯槽の網目に汚れが詰まっていると、脱水で飛ばした水分が上手に排出されません。
定期的に洗濯槽クリーナーを使用して、汚れを浮かせ、取り除くようにしましょう。
※洗濯洗剤の入れすぎも、洗濯槽の汚れにつながるので注意しましょう
3.排水ホース・排水溝がつまっている
排水ホース、排水溝がつまると、脱水した水が洗濯機の中に溜まります。
そのため、脱水・排水ともに不具合が生じます。
引っ越しの際には、パイプが極端に曲がっていないかも確認しましょう。
曲がっていると排水が上手くできません。
普段からパイプ用の洗剤などでお手入れをしておくことも大切です。
4.Vベルトの劣化
洗濯機にはVベルトが内蔵されており、脱水時に回転するようになっています。
劣化や緩みが生じると、脱水時に異音がすることが特徴です。
ベルト自体は購入することができるので、コストをかけずに自分で取り替えることも可能です。
5.洗濯機の故障
一般的に洗濯機の寿命は7~8年と言われています。
汚れの多い洗濯物を頻繁に洗ったり、洗濯槽が傾いていると不調や故障の原因になります。
日頃から汚れを溜めず、適切に使用することで洗濯機を長く使うことが可能です。
しっかり脱水する方法は?

脱水時の衣類の絡まりを防ぐため、ネットに入れて洗いましょう。
日常的に洗剤等を使用して洗濯機のお手入れをすることも重要です。
脱水時にかかる衣類への負担はとても大きく、傷んでしまう原因になります。
セーターなどの繊細な衣類の場合は、傷みやすいので脱水は10秒程度で十分です。
衣類についた水分でしわも伸ばしやすくなりますよ。
まとめ

洗濯機の脱水機能は、東芝・パナソニック・日立などのメーカーによって差があるようです。
また、洗濯機を適切に管理・使用することで上手に脱水できるということが分かりました。
洗濯機を購入する際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。