洗濯をしたばかりなのに、なんだか白い粉がつきまくっている!
むしろ洗濯する前より白いカスが目立って汚く見える・・。
という経験を多くの人がしているのではないでしょうか?
白い粉やカスがつくのは、ホコリや洗剤が原因であることがほとんどです。
こちらでは、洗濯後にも関わらずついてしまう白い粉やカスの原因や、ついてしまった際の対処法や予防について紹介していきます。
洗濯物に白い粉がつく原因は?スーツやダウンにつく白いカスの正体
スーツやダウン、黒い服などにとくに目立つ白いカスは一体・・。と思いますよね。
冒頭でもお伝えしたように、洗濯ものに白い粉の正体は主に2つで、ホコリか洗剤です。
それではこれらはどうして残ってしまうのでしょうか?
それぞれの原因を見てみましょう。
ホコリが残ってしまう主な原因
・タオルなどの繊維が付着している
・洗濯漕自体が汚れている
・洗濯機内のくず取りフィルターが機能していない
洗剤が残ってしまう主な原因
・洗剤が多すぎる
・洗浄の際の水が少なすぎる
・一回の洗濯量が多すぎる
洗濯物についた白い粉の取り方は?
白い粉が残ってしまったけど、洗い直す時間もない・・!というときでも、白い粉を除去する方法があります。
ホコリが残ってしまっている場合は、コロコロなどの粘着テープで取り除くのが一番お手軽です。
洗剤が残ってしまった場合は、食器を洗うときなどに使うスポンジの固い面で擦ると簡単に取れます。
ただ、こちらの方法は生地の傷みが気になるので、時間が無い時の手段とするといいですね。
時間が少しでもあれば、マイクロファイバーに水を湿らせて叩くようにすると、生地にも優しいのでおすすめです。
白い粉がつかないようにする方法は?
取れるとは言え、せっかく洗ったのに毎回白い粉がついてしまっては手間でしかありません。
白い粉の付着は、いつもの洗濯を見直すと改善されることがほとんどなので、以下のポイントを確認しましょう。
タオル類を分けて洗濯する
タオルはホコリが出やすいので、黒い衣服やスーツ、ダウンなどと一緒に洗うと繊維残りが目立ちます。
特に新品のタオルは繊維が落ちやすいので、分けて洗濯するのが無難です。
洗濯漕洗浄をかける
洗濯漕洗浄をしたのは、最後いつごろになりますか?
見かけでは汚れているのがあまりわかりませんが、洗濯漕の見えない部分にホコリ汚れや、カビなどが溜まってしまいます。
漕洗浄頻度の目安としては、一か月に1回です。
専用の塩素系クリーナーや話題のオキシクリーンなどを用いて、漬け置きを含めた漕洗浄をするようにしましょう
くず取りフィルターのお手入れをする
くず取りフィルターは、一回ごとに溜まったゴミを捨てるのが推奨されています。
(※お使いの洗濯機によって推奨頻度が異なる場合があります。)
フィルターが汚れてきたら歯ブラシなどを使ってすすぐようにしましょう。
また、フィルターに穴が開いていたりしてもくずがうまく回収されず、白いホコリ残りの原因となりますので、新しいものに交換してください。
適切な洗剤の量を守る
洗剤は少なすぎても洗浄力に欠け、多すぎると洗剤残りが出てしまいます。
水の量に合った規定量を守ることが大切です。
また、粉末洗剤よりも液体洗剤のほうが水に溶けやすいので、白く洗剤が残ることは少なくなります。
一回の洗濯量を減らす
水や洗濯洗剤の量を守っていたとしても、洗濯漕のサイズに対して大量の洗濯物を入れると、うまく循環されずにホコリや洗剤残りが生じます。
洗濯物が溜まるとたくさん入れたくもなりますが、どんなにまとめて入れたとしても、洗濯漕の70%くらいまでにとどめておきましょう。
まとめ
普段何気なくしていた洗濯ですが、見直してみると気を付けるところが意外に多くありますね。
最後に気を付けるポイントをまとめます。
・タオル類を分けて洗濯する
・1か月に1回の漕洗浄を行う
・くず取りフィルターのお手入れをする
・洗濯洗剤、水、洗濯物自体の量が適当か確認する
もし白い粉がついてしまったらスポンジやコロコロで取ったり、水に濡らしたマイクロファイバーなどを活用するときれいになります。