郵便窓口とゆうゆう窓口の違いって意外と少ないんですよ。
どちらも郵便に関するサービス全般に対応しており、ゆうゆう窓口でもレターパック、切手の交換や不在届の対応などが可能です♪
郵便窓口が営業していない時間に、時間外窓口として営業するのがゆうゆう窓口になります。
しかし、そんな2つの窓口ですが、業務内容の違いなど郵便窓口とゆうゆう窓口の違いはいくつかあります。
早速詳しくみていきましょう。
郵便窓口、ゆうゆう窓口の違いは?
郵便窓口、ゆうゆう窓口は両方とも郵便局に設置されている窓口になります。
上でも触れたように、同じ郵便物に関する業務を行う窓口なのに、なぜ2つに分かれているのか。
それは、郵便局が民営化された時、分割された会社のそれぞれの窓口だったからです。
その名残りで、現在も担当する部門が異なるので窓口が2つあります。
郵便窓口は郵便部門が担当し、ゆうゆう窓口は集荷や輸送部門が担当しています。
でも今はこれらの統合が進められていて、ゆうゆう窓口しか設置されていない郵便局もあります。
豆知識的な内容でしたが、こういった違いがあり窓口が分かれているんですね。
ここからは郵便窓口、ゆうゆう窓口の詳しい違いについてみていきましょう。
全ての郵便局に、郵便窓口とゆうゆう窓口はあるの?
郵便窓口は基本的にほぼ全ての郵便局にあります。
反対に、ゆうゆう窓口は限られた郵便局にしか設置されていません。
詳しくみていきましょう。
郵便窓口はどこにでもある?
正確にいうと全ての郵便局にあるというわけではありません。
しかしほぼ全ての郵便局に設置されていると思っていいでしょう。
もし郵便窓口がなくても、そこには代わりにゆうゆう窓口が設置されているので、通常の郵便業務は問題なく行えます。
ゆうゆう窓口がある郵便局は?
ゆうゆう窓口がある郵便局は限られています。
地域の集荷や配送を担当する集配郵便局という大きな郵便局にしか設置されていません。
なので、提出する期限が迫っている懸賞ハガキや書類、荷物をゆうゆう窓口で提出しようとしても、近くの郵便局にゆうゆう窓口が無い場合があります。
行くまでに時間がかかる場合もあるので、近くのゆうゆう窓口は事前に調べておくことをお勧めします。
日本郵便のHPで、名前や郵便番号、地図など様々な方法でゆうゆう窓口を検索できます。
最寄りのゆうゆう窓口を調べてみてくださいね。ゆうゆう窓口を調べる
営業時間や土日、祝日の営業の違いはある?
郵便窓口とゆうゆう窓口の大きな違いといえば営業時間や土日、祝日の営業についてですね。
- 郵便窓口は基本的に、平日の朝〜夕方、場所によっては土曜日の15時程度まで営業している。
- ゆうゆう窓口は基本的に、郵便窓口が営業していない時間(早朝、夜間、土日祝)に営業している。
順番にみていきましょう。
郵便窓口の営業時間
郵便窓口は基本的に平日の営業です。
正確な営業時間は場所により異なりますが、おおむね7〜9時に営業開始し16〜19時までの営業となっています。
郵便局の開いている時間、というふうに考えれば分かりやすいかもしれませんね。
大きな郵便局では土曜日も営業している場合があり、おおむね15時程度までの営業となっているところが多いです。
日曜、祝日は郵便窓口は営業していません。
フルタイムで働いている会社員の方だったらなかなか利用しにくい時間帯ですね。
日本郵便のHPから郵便局を検索できます。郵便局をさがす
では次にゆうゆう窓口をみていきましょう。
ゆうゆう窓口の営業時間
ゆうゆう窓口は365日営業しています!
営業時間は、郵便窓口が営業していない時間(早朝、夜間、土日祝)に営業していますが、2つのパターンがあります。
※元々は24時間営業の窓口もありました。しかし現在は感染症予防の観点から、ほぼ全ての窓口が時短営業となっています。
郵便局の営業時間外のみ営業している
郵便局が営業している時間は閉まっており、郵便局が営業していない時間、早朝や夜間、土日祝日に営業するパターンです。
この場合は分かりやすいですね。
郵便局が閉まったら、郵便業務はゆうゆう窓口が行います。
時間はおおむね、7〜8時、18〜21時などの営業時間が多くなっています。
郵便局の営業時間も営業している
もう1つは、早朝から営業が開始し、そのまま夜間まで営業しているパターンです。
郵便局が営業している平日の昼間なども営業しています。
こうなると、「どちらの窓口に行けばいいの?」という疑問も生まれてくると思います。
答えは、どちらでも郵便業務の対応は可能です。
しかし、郵便窓口の営業中、ゆうゆう窓口は不在票の受け取りや郵便局間の荷物の配送の手続きなどをしており、通常の郵便物の対応は郵便窓口に通される可能性もあります。
そこは郵便局側も混んでいる場合などは、臨機応変に対応という感じですね。
ゆうゆう窓口も日本郵便のHPから検索できます。ゆうゆう窓口をさがす
速達・ゆうパックの発送、レターパック・切手の交換…郵便窓口で出来ることは?
郵便窓口で出来ることは、次の通りです。
- 普通郵便やレターパックなどの発送
- ゆうパックの発送
- レタックス、国際郵便物の発送
- 郵便物の速達・書留などのオプション付きの発送
- 切手やハガキ、収入印紙などの購入
- 保管郵便物の受け取り(不在持ち帰りの荷物や局止めの荷物)
- くじ付きハガキの景品交換
- 書き損じたハガキや切手の交換
このように郵便に関する全ての業務を行えるのが郵便窓口です。
郵便窓口でできないことはありません!
これらサービスを利用したい場合は基本的に郵便窓口に行けば対応してくれます。
少し不便なのは営業時間くらいですね。
切手・はがきの購入、不在届の対応…ゆうゆう窓口で出来ることは?
では逆にゆうゆう窓口で出来ることについてですが、郵便窓口とほとんど同じです!
でも、いくつかできないことがあるのでご紹介します。
- くじ付きハガキの景品交換
- 書き損じたハガキや切手の交換
これらが郵便窓口で出来て、ゆうゆう窓口で出来ないことになります。
切手やハガキの購入は可能で、慶事用切手等の販売もありますので、急な入用でも安心ですね。
むしろ、不在届の対応などの保管郵便物に関しては、郵便局営業中にゆうゆう窓口が開いている場合、こちらに通されることも多いです。
あと勘違いしてしまいがちなのが、ゆうちょ銀行や保険に関する手続きです。
ゆうゆう窓口は郵便窓口の代わりなので、ゆうちょ銀行や保険の手続きには対応していません。
そちらは平日に営業している貯金・保険窓口が取り扱う業務になります。
まとめ
どうだったでしょうか。
内容をまとめると
- 郵便窓口とゆうゆう窓口の大きな違いは営業時間の違い
- 郵便窓口は平日の朝〜夕方、土曜営業の局もある
- ゆうゆう窓口は365日営業、時間は早朝〜夜間
- 業務内容はほとんど同じ!
- ゆうゆう窓口では、くじ付きハガキの景品交換、書き損じたハガキや切手の交換が出来ない
これで郵便窓口とゆうゆう窓口の違いもバッチリですね♪